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アニメ ディズニー ネタバレ

「リメンバー・ミー」 ネタバレあり感想・評価

投稿日:2018年3月20日 更新日:

 

今週の日曜日、気になった映画が2本あったので久しぶりに映画館に足を運んで見てきました。

 

今回はそのうちの1本、ディズニーピクサー最新作「リメンバー・ミー」のあらすじ付き感想を書きたいと思います。

 

 

例のごとく一部ネタバレが含まれますので、閲覧の際はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミュージシャンを夢見る少年

 

今回の映画の舞台はメキシコ。 死者を悼み、死者との再会を明るく楽しく過ごす「死者の日」がテーマになっています。

 

主人公のミゲルはひいひいおばあちゃんのイメルダの代から続く靴屋の息子として生まれ、ミゲルもまた靴磨きをしながら働いていた。

 

家族たちもミゲルを温かく見守っていたが、そんなミゲルの一家には1つの鉄の掟があった。

 

 

それは「音楽を奏でてはならない」というもの。

 

イメルダの夫(ミゲルにとってのひいひいおじいちゃん)は、家族を置いて音楽で人々を夢中にさせるために旅に出て二度と帰ってこなかった

 

イメルダもかつて夫と同じく音楽を愛していたが、彼はミュージシャンになる自身の夢のために家族を捨てたとして、以来一人娘のココ(ミゲルにとってのひいおばあちゃん)を育てるために靴屋を経営し、音楽を固く禁じるという掟を先祖代々守らせていた。

 

 

そして死者の日にマーガレットの花びらやカラフルなガイコツ、そしてお供え物と一緒に祭壇に飾られる家族の写真も、彼だけ顔の部分が破かれていた。

 

音楽を禁じられていたミゲルだったが、彼には憧れの存在がいた。

 

 

その名は、エルネスト・デラクルス。 ギター片手に世界を魅了し、「リメンバー・ミー」をはじめとした名曲を生み出した、ミゲルの町出身のカリスマミュージシャンだ。

 

ミゲルもいつかデラクルスのようになりたいと、家族に隠れてギターの練習をしていた。

 

 

そんなミゲルだったが、死者の日の準備中、祭壇に飾られていたひいひいおじいちゃんの写真にデラクルスのギターが映っており、自分がメキシコが生んだミュージシャン、エルネスト・デラクルスの子孫であることを知る。

 

 

「チャンスがあるなら掴め」というデラクルスの言葉通り、ミゲルは死者の日のコンテストに出たいと家族を説得するが、ルールが絶対の祖母エレナがそれを許すわけがなく、ミゲルのお気に入りのギターを破壊されてしまう

 

このギター破壊シーン、ミゲルの心までバキバキに壊されているみたいでものすごく心が締め付けられました。

 

 

ギターと一緒に自分の夢も壊されたミゲルは、相棒の野良犬ダンテと共に墓地へと走り去る

 

彼がやってきたのはデラクルスの棺とギターが納められた墓地。

 

このギターがあれば、コンテストに出られる。 そう考えたミゲルは墓地内に侵入し、ギターを手に取り奏でる。

 

 

 

 

 

だが次の瞬間、ミゲルは誰にも見えなくなり、代わりに墓地にガイコツが歩き回る光景を目にする。

 

突然の出来事にパニックになるミゲルを止めたのは、死者の国からやってきたイメルダをはじめとするミゲルの先祖たちであった。

 

 

 

彼ら曰く、デラクルスのギターを手に取った瞬間に死者の国に生きたまま迷い込んでしまったミゲル。 日の出までに戻らなければ永遠に家族に会えなくなってしまう。

 

ミゲルを生者の国に戻すべく、イメルダから祭壇に飾られるマーガレットの花びらを使ってもう二度と音楽をしないという条件付きで許しを得てミゲルはどうにか戻ることに成功したが、ギターを握ったので2秒後にまた死者の国に逆戻り

 

ここらへんのテンポの良さが最高で、劇場でも思わず吹き出してしまいました。

 

 

音楽をやめるという条件にどうしても納得できないミゲルは、ひいひいおじいちゃんのデラクルスなら許しを得られるだろうと先祖たちの元から逃げ出す。

 

 

死者の国での運命の出会い

 

死者の国で逃げる道中で、ミゲルは1人の男に出会う。

 

彼の名はヘクター 陽気なガイコツであのデラクルスの友人であった。

 

ヘクターはある人に思いを伝えるべく生者の国に行こうとしたが、祭壇に自分の写真が飾られていないため生者の国に行けない。

 

一度死んだ人物が、生きている家族から忘れられると、死者の国からも消えて(ヘクター曰く「2度目の死」)しまう。 今年の死者の日こそ最大にして最後のチャンスなのだ。

 

そこでミゲルはヘクターの写真を祭壇に飾るという条件で、デラクルスに会わせるようヘクターと約束し、共に行動を開始。

 

一方のイメルダたちは死者の国の生物「アレブリヘ」を使いミゲルを生者の国に戻すべく捜索を開始。

 

今思えば愛する子孫のための行動だと分かるのですが、ここら辺のシーンだけ見るとヴィランにしか見えませんねw

 

 

紆余曲折を経てミゲルとヘクターがデラクルスのパーティに出席できるコンテストに出場し喝さいを浴びるも、ここでミゲルを探すアナウンスで、ヘクターはミゲルの家族はデラクルスだけではないことを知る

 

彼女らに許しを得ればいいじゃないかというヘクターに対し、ミゲルは自分の夢を認めてくれない家族なんて家族じゃないと否定。

 

 

ヘクターと袂を分けたミゲルは、ヘクターの元に戻るべきだと説得するダンテをよそに単身デラクルスのパーティ会場に向かう。

 

 

ついに再開、憧れのひいひいおじいちゃん

 

先ほどのコンテスト優勝チームの助けを借りてどうにかパーティ会場に潜り込むことに成功したミゲルは、ついに憧れのミュージシャンにして自分の先祖であるエルネスト・デラクルスに出会う。

 

自分の孫の孫であるミゲルに出会ったデラクルスもまた笑顔で彼を迎える。

 

 

その後自分が出演した映画を見つつ、音楽を奏でながら楽しいひと時を過ごす。

 

パーティがひと段落したところでミゲルは本題に入り、デラクルスから許しを得て生者の国に戻すようお願いする。

 

デラクルスも愛する子孫の願いを受け入れ、ミゲルに許しを与えようとするが、そこでミゲルの後をついてきていたヘクターが待ったをかける。

 

そして、デラクルスと友人だったヘクターが彼の本当の姿を語るのだった…

 

 

 

 

衝撃の真実(ネタバレ注意!)

 

※この先、「リメンバー・ミー」の最大のネタバレが含まれます!!

映画をまだご覧になっていない方は、ブラウザバックするかネタバレ終了のところまでスクロールすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デラクルス最大のヒットナンバーである「リメンバー・ミー」ですが、これは元々ヘクターが愛する娘のために作った曲であった。

 

デラクルスとヘクターは2人でミュージシャンへの階段を昇っていた頃、家族が恋しくなったヘクターは故郷に帰ることを決意する。

デラクルスはせめて最後の晩酌にと乾杯をするが、その帰り道で倒れ、ヘクターはそのまま亡くなってしまった。

 

 

実はデラクルスはこの晩酌の際ヘクターのグラスに毒を混ぜており、彼を毒殺することで「リメンバー・ミー」を我が物にしたのだった。

 

 

つまりデラクルスが本作におけるヴィランというわけですが、アナ雪やズートピアの例があったのでずっと彼を怪しんでましたw

 

しかしまあ、自分の祖先が人殺しだったとは…そりゃ音楽を禁じるようになりますわ。

 

 

真実を知ったヘクターとミゲルはデラクルスにとっては邪魔者。 2人を深い堀の中に放り込んだ。

 

 

ヘクターの願いよりも家族の許しを優先したことを悔やむミゲル。 そしてヘクターも自分の家族のことを語りはじめる。

 

ヘクターは自身の夢のために泣く泣く家族を置き去りにしたが、家族を心から愛しており、「リメンバー・ミー」を自分の愛娘のココに聞かせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

…ココ?

 

 

ココといえば、イメルダの娘でミゲルにとってはひいおばあちゃんに当たる人物。 ということは…?

 

 

そう、ヘクターが思いを伝えたい人物とは娘のココであり、ミゲルの本当のひいひいおじいちゃんはヘクターだったのだ!

 

 

実は冒頭の方でココの記憶が少しずつ薄れている描写があり、これがヘクターの存在が消えかかっていることに対する伏線になっていたんですね。

写真でデラクルスと同じギターを持たせたのも彼を家族と思わせるためのミスリードだったわけです。 私もまんまと騙されましたw

 

ちなみに、この「リメンバー・ミー」の原題は「Coco」。 なんでひいおばあちゃんの名前がタイトルに?と思いましたが、このシーンでやっと謎が解けました。

 

 

その後、実はアレブリヘだったダンテやイメルダたちの手で救出されたミゲルとヘクター。

 

愛する孫の孫のミゲルならまだしも、デラクルスのせいとはいえ自分の夢のために家族を置いて永遠に戻ってこなかったヘクターをイメルダを簡単には受け入れてもらえず当初は「許してもらわずに2人に協力する」という不思議な関係でデラクルスが持ち去ったヘクターの写真を取り返そうとする。

 

しかし行動を共にするうちにかつての愛情がよみがえり、デラクルスに啖呵切るときに、突発的にヘクターを「私の愛する夫」と呼ぶようになりました。

 

尤も当の本人は「そんなこと言った覚えないわ」と照れ隠しではぐらかしていました。 これもある種のツンデレですねw

 

 

愛する家族たちの協力で無事写真を取り戻し、デラクルスの本性を世間(?)に明かすことに成功したものの、彼を亡き者にしようとするデラクルスによって突き落とされる。

 

ミゲル自身はイメルダのアレブリヘで無事救出されたものの、写真を水に落としてしまう。

 

 

日の出が迫る中でもミゲルは諦めず写真を探そうとするも、ヘクターは条件なしで許しを与え、制止しようとする彼を無理やり生者の国へと戻した。

 

 

 

家族をつなぐ歌

 

無事生者の国へ戻ったミゲルは、すぐさまデラクルス…いやヘクターのギター片手に家へと戻る。

 

そしてミゲルは家族の制止もきかず、ココのためにギターで「リメンバー・ミー」を弾き歌った。

 

 

あくまでもミュージシャンになるという自分の夢にこだわっていたミゲルは、初めて家族のために、ヘクターのことを思い出してほしいとギターを爪弾く。

 

すると、記憶を失いかけていたココが、リメンバー・ミーを一緒に歌い始めた。 家族の思い出がよみがえったのだ。

 

 

自分の愛する父親のことを思い出したココは、ミゲルに自分の父親の思い出話を語りはじめる。 彼の手紙をしまっているアルバムには、ヘクターの写真の切れ端があった。

 

ミゲルがこれまで禁じられてきた音楽を奏でたことで記憶がよみがえり、家族はまた再び1つになったのだった。

 

 

それから1年後、ミゲルの靴屋は伝説のミュージシャン、ヘクターを生んだ場所として一躍有名になった。

 

今年の死者の日、家族が1人増えたもののココはこの世を去り祭壇に写真を飾られることになった。 しかしミゲルは悲しそうな表情を見せなかった。

 

なぜならココがヘクターのことを思い出したことで死者の国で感動の再会を果たし、無事死者の日に生者の国に行くことができるから。

 

 

そしてミゲルもギター片手に陽気に歌い、死者の日をお祝いする。 いつか彼もまた、ヘクターのような世界を魅了する天才ミュージシャンになるに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ終わり

 

 

 

 

 

総評

 

というわけで、ディズニーピクサー最新作「リメンバー・ミー」のあらすじ感想を書いてみましたが、一言で言うと「なにもかもが美しい」

 

カラフルな死者の国や陽気で明るい死者たち、それからまるでピニャータのように色鮮やかなアレブリヘと、「死を恐れるのではなく、逆にあざ笑い死者との再会を楽しむ」というメキシコ伝統の死者の日を映像化した雰囲気でとても楽しそうに見えました。

 

そしてストーリーの方も、鮮やかな伏線回収にここ最近のディズニー恒例のまさかの人物がヴィラン、そして「リメンバー・ミー」で家族が1つになる感動のラストと、さすがピクサーと思わせるクオリティの高さを感じ取ることができました。

 

 

ズートピアやインサイドヘッドの時もそうでしたが、主人公ミゲルをはじめとするキャラクター達の心情や気持ちにも共感できる部分(ミゲルの夢にかける思いやヘクターやイメルダの家族を心配し愛する気持ちなど)も多く、これまで以上に先祖を大事にしたいという思いが強くなりました。

 

これまで名作を数多く生み出したピクサーの名に恥じぬ、感動の名作だったと感じました。 また家族に会いたくなる、そんな気分にしてくれる映画なので、機会があればみなさんぜひご覧になってください!

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

最後に、本編と何の関係のない超どうでもいい話を1つ。

 

死者の国の管理人を担当しているガイコツ(白い帽子をかぶってメガネをかけている)がいるのですが、その日本語吹き替えを担当しているのがチョーさん。

 

チョーさんといえば、人気アニメ「ONE PIECE」でガイコツのブルックの声を担当していることでも有名。

 

そして奇しくもブルックも、一度死を経験したことのあるキャラクター。 ワンピ大好きな私がこの映画でチョーさんの声を聴いた瞬間、「このキャスティング絶対狙っただろw」と思わずニヤリとしてしまいましたw

 

 

 

 

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