みなさん、明けましておめでとうございます!
今年もぼちぼちカメさんの日常を綴る日記をよろしくお願いいたします。
さて新年一発目のブログ記事のテーマですが、2018年は戌年ということで、これまでの平成仮面ライダーシリーズ(クウガ~ビルド)に登場したイヌ科の動物がモチーフの怪人をまとめてみました。
イヌ科ということでバリエーションが多く、所々抜けがあると思いますが最後までご覧いただけると幸いです。
目次
ジャッカルロード
登場作品:仮面ライダーアギト
オーヴァーロード・テオスに仕えるロード怪人(通称アンノウン)の超越生命体の1種で、ジャッカルに似た姿をしている。 他のアンノウンと同様に超能力者の抹殺を目的として行動している。
劇中では2体登場し、どちらも超人的な脚力を持ち、高速でターゲットに接近しながら手にした武器を振るい、真空状態を作り出し相手を切断し殺害することを得意とする。
スケロス・ファルクス
黒いジャッカルのような姿のアンノウン。 時速440キロで走る強靭な脚力を持つ。
名前は「大鎌の犬」を意味し、その名の通り「断罪の大鎌」を武器としている。
また両手から鎖を伸ばして相手を拘束し、鋭い牙でかみ砕く残虐性も見せる。
スケロス・グラウクス
ファルクスと同じくジャッカルのような姿のアンノウン。 こちらは青っぽい黒の体色。
走行スピードもファルクスを遥かに超え、なんと時速500キロの猛スピードで走ることができる。
名前は「青灰色の犬」という意味で、こちらは「贖罪のコラムビ」という名の鎖鎌を武器としている。
通常モチーフが同じアンノウンは、連続で登場するものだが、ジャッカルロードの場合はファルクスが登場し、かなり話数が経過した後にグラウクスが登場した。
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ウルフオルフェノク
登場作品:仮面ライダー555、仮面ライダーディケイド
オオカミの能力を持つオルフェノク。 主人公乾巧の正体でもある。
幼少時に火事が原因で死亡しており、それによりオルフェノクに覚醒した。 ちなみにたっくんといえば猫舌が有名だが、これも火事のトラウマがよみがえるためである。
一度死亡したのちオルフェノクとして蘇生した「オリジナル」であるため通常のオルフェノクよりも高い戦闘能力を持ち、鋭い爪とメリケンサック型の拳を武器とする。
仮面ライダーディケイドのリ・イマジネーション版「ファイズの世界」でも、尾上タクミの正体として登場した。
ウルフアンデット
登場作品:仮面ライダー剣
ハートのカテゴリーJに属する、オオカミの始祖である上級アンデット。 「新名」という男性に化身することができる。
人間の死体にウイルスを注入することで狼人間として操ることができ、バイクなどの無生物にも効果がある。
橘や剣崎を利用して完成させた次世代型オフロードバイク「ブラックファング」にウイルスを注入してパワーアップさせ、ブレイドやギャレンと激しいバイクチェイスを繰り広げた。
彼が封印されたカードはラウズアブゾーバーを使うことでジャックフォームに変身させる能力を持つが、劇中未使用で終わった。
カシャ
登場作品:仮面ライダー響鬼
燃える炎のように真っ赤な車輪と全身に刻まれた梵字が特徴で、夏にしか出現しないタイプの魔化魍。
四谷に出現したカシャ平均気温24度、平均湿度65%で成長した。
梵字の霊的な能力で姿を消すことができ、人魂のような小さな火の玉と共に人を襲い食らっていた。
魔化魍ワニュウドウの能力も掛け合わせた新しいタイプの魔化魍で、その見た目とモチーフ通り火炎を放って攻撃する。
後にオロチ現象により別個体がさいたまにも出現。 こちらは唾液が付着したものを発火させる能力を持つ。
サトリ
登場作品:仮面ライダー響鬼
「響鬼」の最終回に登場した(一応)ラスボス。 埼玉県東松山地方に出現した。
スーパー童子とスーパー姫が離反し使い物にならなくなったため、洋館の男女が新たなる童子と姫を生み出す実験体となる持田ひとみを誘拐するために生み出した魔化魍。
モチーフとなった「覚」(さとり)は相手の考えを先読みする能力を持つ妖怪で、魔化魍のサトリも相手の行動を先読みして攻撃をかわすことのできる強敵。
ウルフイマジン
登場作品:仮面ライダー電王
2007年の現代へとやってきた未来人のエネルギー体が沢田由香と契約したイマジンで、彼女の思い描く「赤ずきんちゃん」のオオカミをイメージし実体化した姿。
由香の「高校時代の思い出に浸りたい」という願いを叶えるため、思い出につながる品物を強奪しては収集した。
契約完了し2004年4月7日に飛んだが、イマジンを指揮する存在の指示が途絶えたため何をしたらいいか分からず、自暴自棄になって暴れまわった。
またイマジンあにめにも登場した唯一の敵イマジンである。
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人工イマジンイヴ
登場作品:仮面ライダー電王 EPSODE YELLOW
映画「仮面ライダー超電王トリロジー EPSODE YELLOW」に登場したドーベルマン型の人工イマジン第1号。
普段は時の運行を守る時間警察の刑事黒崎レイジの持つライダーパスの内部におり、レイジが仮面ライダーG電王に変身することで胸に装着される。
戦闘の際はレイジに的確な指示を出し、計算通りの完璧な戦法で戦う。
人工的に生み出された存在とはいえ、性格は融通が利かず独善的と通常のイマジンと変わらず、内心では感情に左右され完璧な行動ができない人間を見下している。
物語終盤で海東大樹/仮面ライダーディエンドの行動の真意を知り、レイジが彼と和解しようとするとアドバイスを聞かなくなり、彼を見限り単独でG電王に変身、人類を滅ぼすことで感情に左右されない完璧な世界の支配者になろうとする。
ガルル
登場作品:仮面ライダーキバ
狼男の伝承を受け継ぐ「ウルフェン族」の最後の生き残り。 人間体の時の名は「次狼」。
鋭い爪を使ったスピード戦法が得意で、狼男らしく月の満ち欠けによってパワーが増減する。
コーヒーの味にこだわり、まずいコーヒーには金を払わない主義。
1986年にルークことライオンファンガイアによって同法をすべて滅ぼされており、種族繁栄のため麻生ゆりと接触するも紅音也に正体を知られ失敗。
その後も何度か音也と衝突するうちに友情が芽生え、2008年では彼の頼みを受けてキャッスルドランに幽閉された。
「素晴らしき青空の会」にも加入し、記念すべきプロトイクサ装着者第1号となった。
ちなみにおニャン子クラブ会員番号32番の山本スーザン久美子の大ファンである。
2008年ではガルルセイバーとなり、渡の変身する仮面ライダーキバをガルルフォームへと変身させる。
ン・ガミオ・ゼダ
登場作品:仮面ライダーディケイド
リ・イマジネーション版「クウガの世界」に登場するグロンギの王であるオオカミ種怪人。
オリジナルのダグバと同様「究極の闇」と呼ばれ、全身から黒い煙を放ち、吸った人間をグロンギ化させる恐ろしい能力を持つ。
この世界のグロンギたちは「灯溶山から等距離の五か所で戦うリントの女(すなわち女性警官)を一か所につき一人、血を流さずに殺す」というゲゲルでガミオを目覚めさせようとしていた。
ユウスケや士たちの活躍でゲゲルは失敗に終わったかに見えたが、世界の滅びの減少の影響で復活を遂げた。
当初は自身の復活に戸惑う様子を見せていたが、すぐに自身の王としての役割を全うするために人類をグロンギ化した。
実は本家クウガにもバラのタトゥーの女ことラ・バルバ・デの持つ羊皮紙にオオカミの紋章が描かれており、劇場版にもガミオが登場する予定だったが、結局お蔵入りに終わった。
ハウンド・ゾディアーツ
登場作品:仮面ライダーフォーゼ
生徒指導の佐竹剛の息子輝彦がゾディアーツスイッチを使い変身した猟犬座のゾディアーツ。
猟犬モチーフらしく動きが素早く、体に巻き付いたチェーンや針状の光弾を武器とする。
スイッチャーの輝彦は表向きは優等生を演じているが父に強く反発しており、校外では不良行為を行ってた。
父親の剛もそれを知っており、それが彼の不良嫌いの原因となっていた。
カニスミノル・ゾディアーツ
登場作品:仮面ライダーフォーゼ
当時天高の生徒であった園田紗理奈が変身したこいぬ座のゾディアーツ。
後にスコーピオン・ゾディアーツへと覚醒、ホロスコープスの一員となった。
ヘルハウンド
登場作品:仮面ライダーウィザード
魔力を持つ人間「ゲート」が絶望することで誕生する魔物「ファントム」の1体。
火炎放射を武器とするほか、相手の影に隠れて操る特殊能力も持つ。
またバイクの運転技術も持ち、愛車「ブラックドッグ」でウィザードと激しいバイクチェイスを繰り広げた。
魔法使いに憧れる青年奈良瞬平を絶望させるため、彼の影に隠れて炎を指先から出し、魔法が使えるようになったと錯覚させる。
その後自身の宿主であるテレビ番組の司会者「田嶋一夫」として接触、彼を自身のテレビ番組に出演させる。
瞬平が炎を出せず困っているところで自身の正体を明かし、彼の影の中に入って愛読書「森の魔法使い」を燃やさせたことで絶望させた。
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元ネタになったヘルハウンドはイギリス伝承の妖怪で、その名の通り黒い体に赤い目を持つ巨大な犬のような姿を持つとされる。
出現した際にはなぜか硫黄が煮えるようなにおいが立ち込めるほか、流水を苦手とするため襲われた際は川をまたいで逃げればよいとされる。
以上、平成ライダーシリーズに登場したイヌ科モチーフの怪人まとめでした!
こうやって見てみると、イヌ科怪人の半数くらいがオオカミがモチーフになってますね。
やはりただの犬だとペットのイメージが強いですし、逆に狼だと狼男の存在もあってか凶暴とかおそろしいイメージがあるので怪人になりやすいのかもしれません。