皆さんどうもこんにちは。
今日も今日とて私のイラストを載せようと思いますが、今回のテーマはオリジナル怪人。
前回はオリジナル戦隊怪人を描いてみましたが、今回はオリジナルのライダー怪人。
初めてライダー怪人を描いたわけですが、ポケモンやどう森とは次元が違うので納得できるデザインに仕上げられるまで結構悩みました。
以前描いたイロエンピツ邪面を見て下さった方なら分かるように画力なんてプロのクリエイターさんの足元にすら届かないレベルですし、なんならキラメイジャーの時雨の兄貴よりもひどいレベルかもしれないので、それでもいいよという方のみご覧ください。
凍てつく氷山のような熊
タイトルにもあるように、今回描いたのはオリジナルのオルフェノク。
その名も、ポーラーベアーオルフェノクです。
ポーラーベアーとはホッキョクグマのことで、555本編及び映画に採用されなかったモチーフとして選びました。
またオルフェノクは、人間が一度死亡することで覚醒する進化形態で、その人物がイメージする「戦う姿」が反映され動植物が鎧や衣服などを身に着けたような外見になっているのが特徴です。
ポーラーベアーオルフェノクの場合は、動植物モチーフのホッキョクグマに加え、雪や氷繋がりで厚いコートを羽織りブーツをはいた登山家をのようなデザインにしてみました。
体の模様や突起などは、ツララや氷の結晶をイメージしています。
ポーラーベアーオルフェノクのデザインを決めるにあたり、どんな感じにするか大まかにスケッチしながら考えました。
両手のクローをそれぞれ正面から見た図。
足も熊の爪みたいにしようかと思いましたが、登山家のイメージを優先しブーツにしました。
ライダー怪人という全く新しいジャンルのイラストに挑戦したので、オルフェノクっぽく見えるように何度も何度もスケッチを繰り返しました。
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データとか設定とか
以下、設定とかストーリー妄想とか。
ポーラーベアーオルフェノク
ホッキョクグマの特性を備えたオルフェノク。
口から吐き出す絶対零度の冷気であらゆるものを凍らせることができ、両腕のクローでオルフェノクエネルギーを注入する。
人間態は雪村という名の大学生で、同じ大学に通う春川と付き合っていた。
ある日山の中で森林浴デートをしていたところドラゴンオルフェノクに襲われ、彼の攻撃から春川をかばったことで殺害され、オルフェノクとして覚醒した。
オルフェノクという異形の存在としてとはいえ蘇り、春川ともう1度付き合おうとしたが、彼女はすでに新たな恋人を手に入れていた。
その上、「雪村は理想の彼氏を見つけるまで、ひとりものだと思われないためのつなぎで、優しいだけの雪村は好きでもなんでもない」と春川がつぶやいていたのを偶然聞いてしまい、絶望。
ただの遊びだったことに対する怒りに任せて春川と彼氏を殺害したことで一線を越えてしまい、人間の心を失くしてしまった。
・・・といった感じです。
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デザイン面からみる「オルフェノク」
最後に、私が実際にオリジナル怪人をデザインしてみて感じたことをつぶやいていきたいと思います。
特撮の怪人、とりわけ平成以降の作品では怪人をデザインするにあたり、ルールと言うか法則のようなものがあるものが多いです。
オルフェノクの場合、前述の「戦う姿」のほか、人間が死んで転生した姿ということで骨や灰を連想させる白を基調としたカラーリングで統一されています。
ポーラーベアーオルフェノクの場合もほぼグレー一色で、戦う姿として登山家のイメージを取り入れたのですが、これだけではどこかオルフェノクっぽくないなあと感じていました。
どうすれば私の中のオルフェノクのイメージに近づけるか、オルフェノクの画像やデザイン画を眺めていたところ、あることを思いつきました。
オルフェノクの身体に模様を描いてみるのはどうだろうか?
オルフェノクの身体は無地ではなく、モチーフとなった動植物や戦う姿のイメージに合いそうな模様やら突起、凹凸なども描かれています。
これを体じゅうに描けばよりオルフェノクらしい外見に近づくのではと思い、雪やら山やら氷の結晶みたいな模様を描いてみたらよりオルフェノクっぽさが増した…ような気がします。
モチーフとなる動植物、戦う姿、白系のカラー、そして模様や凹凸の4つを押さえておけば、何となくオルフェノクっぽく見える…かもしれない?というのが私の持論でございますw
というわけで今回は、オリジナルのオルフェノクを描いてみたという話でした。
初めて本格的にライダー怪人を創造してみましたが、難しかったけど楽しかったです。
怪人アイデア自体は少しだけあるので、またやる気があれば描きたいと考えています。
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