皆様、新年明けましておめでとうございます!
2021年も、このぼちカメさんのブログをよろしくお願いいたします!
さて、記念すべき新年1つ目の記事は、2020年の特撮・ニチアサでの出来事をまとめたいと思います!!
今年は新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、今までと違う日常の中でしたが、こっちの世界も大いに盛り上がったように感じました。
コロナ禍の中で戦隊・ライダー・プリキュア・ウルトラマンはどんな展開を見せたのか、早速振り返ってみようと思います!
新年を迎えるにあたり、去年はこんなことがあったなあと懐かしんでいただければ幸いです。
目次
冬(1月~3月)~金色の戦士と、それぞれの煌めく結末~
令和に入って最初の元日を迎え、最初に姿を現したのは金色の社長ライダー「仮面ライダーサウザー」であった。
ZAIAエンタープライズジャパンの社長天津垓が変身する1000%強いライダーで、サウザンドジャッカーでプログライズキーの能力を奪い取り自分のものにする戦法が得意。
ストーリーにおいては、飛電インテリジェンスの買収をかけて、或人と垓の「お仕事五番勝負」が繰り広げられた。
より深く人の生活とAIの関わり方が描かれ、その裏側では垓と滅亡迅雷.netの暗躍やA.I.M.S.ライダーズの秘密も徐々に暴かれていきました。
一方の騎士竜戦隊リュウソウジャー。
ドルイドン族最強の戦士プリシャスが地球に降り立ち、更にコウがリュウソウカリバーを引き抜いたことでドルイドンの生みの親である「エラス」が目覚める。
ドルイドンの母とも呼ばれるエラスは新たなドルイドン族を産み、リュウソウ族とドルイドン族の最後の決戦の火ぶたが切って落とされる。
闘いが激しさを増す中、リュウソウ族もまたエラスから生み出された存在という、衝撃の事実が明かされる。
エラスは元々地球を守る存在としてリュウソウ族を産んだのだが、やがて争いを始めたリュウソウ族を駆逐するために生み出したのがドルイドン族だった。
しかしドルイドン族もまた地球を我が物にするため暴れはじめ、いずれもじしんの思い通りに動くことはなかったため、エラスはどちらも駆逐することを決意した。
エラスはプリシャスを吸収することで完全体となり、人間を含めたすべての生物を眠らせ、永遠に幸福な夢を見させることでエネルギーを吸収し地球をもう1度創り直そうとする。
そんなエラスに対し、コウは魂の姿となり精神世界でエラスと対話する。
「永遠に生きられないこそ、時に笑い時に泣き、一生懸命ソウルを燃やして未来に向かって生きている」というコウの言葉を受け、自身が地球にとって不要な存在ということを悟ったエラスは、自ら滅びの運命を受け入れたのだった。
全ての闘いが終得たリュウソウ族たちは、コウの言葉通りそれぞれの未来へと向かって生きていくのだった。
生き残ったドルイドンであるワイズルーとプリシャスも、クレオンの故郷の星へと旅立っていった。
そんなリュウソウジャーのソウルを受け継ぐ44番目のスーパー戦隊は「魔進戦隊キラメイジャー」
キラメイジャーのテーマは、ずばり「輝き」。
宝石と乗り物をモチーフとし、夢中になることで輝く精神「キラメンタル」をキラメイストーンから見出された5人の若者たちが、美しい世界を汚そうとする闇の帝国ヨドンヘイムに立ち向かいます。
そして、シリーズ初の試みとして放送開始前に劇場版を公開。 リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャーの同時上映「エピソードZERO」として公開された前日談で、エンディングではプリキュアと奇跡のコラボを果たしました。
そしてそのスタートゥインクルプリキュアもいよいよ佳境。
プリキュア・星空連合軍とノットレイダーとの総力戦が行われる中、彼らを束ねる首領ダークネストの正体が、13番目のスタープリンセス「へびつかい座」であることが明かされる。
歪んだイマジネーションに満ちたこの宇宙の全てを滅ぼし、自身の手で造り直すことを目論むもプリキュアたちが今まで訪れた星々の命のイマジネーションの輝きにより闇は打ち払われ、敗北した。
12人のスタープリンセスを裏切ったことからスターパレスに戻ることは拒否するも、「スターの言うキラやばな世界とやらを見せてみろ」と言い残し、どこかへ去っていった。
この戦いを通じてノットレイダーの宇宙人たちとも和解。 広大な宇宙を舞台にし、様々な宇宙人との交流をテーマにするというこれまでにないスケールの大きなスタートゥインクルプリキュアの物語は、ここに完結しました。
そんなスタプリの次回作はヒーリングっどプリキュア。
本作のプリキュアは邪悪な病原体の集団「ビョーゲンズ」と戦う地球のお医者さんで、ヒーリングアニマルとコンビを組んでお手当します。
|
春(4月~6月)~コロナ禍でもウルトラワンダーな戦士たち~
しかし、人々を守るために戦うヒーローたちの前に「新型コロナウイルス」という未知の脅威が立ちはだかる。
感染拡大により番組は放送延期となり、映画も公開延期を余儀なくされるなど、特撮・アニメ業界も多大な影響を受けました。
しかし、そんな状況下でもニチアサや特撮に携わる全ての人たちは世界中に勇気と希望を届けるために努力し続けました。
無事放送再開したニチアサのうち、まずはキラメイジャー。
毎年恒例となる新たなる戦士ですが、本作ではワンダー極まりない宝探し野郎クリスタリア宝路/キラメイシルバーが参戦しました!
ゼロワンの方も、或人とイズは「飛電製作所」を立ち上げ、ヒューマギアの力を求める人々の支えとなり続けました。
そしてヒープリは、4人目のテラビョーゲンであるバテテモーダが参戦。 強敵の上他の幹部やキングビョーゲンを出し抜いて下克上を果たそうとする油断ならない奴でした。
そしてそして…
ご唱和ください、我の名を!
新たなウルトラ戦士「ウルトラマンZ」も地球に降臨!
ウルトラマンゼロの弟子である若きウルトラ戦士Z(ゼット)を主人公とし、地球防衛組織ストレイジのロボットたちとのウルトラカッコいい活躍を描きました。
ハードかつシリアスだったタイガとは対照的に、ゼットはとにかく明るい作風を目指しており、何年もウルトラマンを追い続けた人から最近興味を持ち始めた人まで多くの人が夢中になりました。
|
夏(7月~9月)~風と不死鳥と悪堕ちと~
今もなおコロナウイルスが猛威を振るう中、戦士たちの闘いは熱さを増すばかり。
プリキュアの世界では、3人のプリキュアが大ピンチ。 そんな中ラテの祈りがヒーリングガーデンに届き、4人目の戦士キュアアース/風鈴アスミが誕生しました。
この世に産まれ落ちたばかりということで最初は常識に疎い部分が目立ちましたが、3人と過ごすうちにこの世界にもなじんでいきました。
公開延期となったウルトラマンタイガ劇場版は、8月に無事公開されました。
この映画では、ルーブの劇場版からテレビ本編を通してウルトラ戦士を幾度となく苦しめてきた悪のウルトラマントレギアの最終決戦が描かれました。
そしてタイガは令和最初のウルトラヒーローということで、いわゆるニュージェネレーションヒーローズ(ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジード、ロッソ、ブル、グリージョ)が勢揃いし、タイガたちと共に戦うという、まさに「ニュージェネクライマックス」の名にふさわしい超大作となりました。
一方ゼロワンの世界では、人間の悪意をラーニングした通信衛星アークが「仮面ライダーアークゼロ」としてついに人間たちに牙をむき始めました。
絶対的な力を持つアークゼロに対し、イズは幾度となくシミュレーションを繰り返すことで仮面ライダーゼロツーが誕生、滅の助けもあってついにアークを撃破、今度は自らの意思で人類を滅ぼそうとする滅との決戦が幕を開ける。
しかし、悪夢は突然に訪れる。
滅の攻撃から或人をかばったイズが爆破、バックアップが存在しなかったためそれは事実上の死を意味していた。
そして或人が次に取った行動、それは滅に対する怒りや憎しみによりアークの力を手にし、「仮面ライダーアークワン」に変身したこと。
ヒーローに変身する主人公が悪堕ちし、ラスボスと同等の存在になるという前代未聞の大事件が起こった瞬間である。
同じように、アークワンの攻撃からかばい破壊された迅をみた滅も、アークの力を手にし、人類とヒューマギアの未来を掛けた最悪の決戦が始まる。
しかし、「心が強いことこそが真の強さ」という父其雄の言葉を思い出した或人は悪意の力を振り切り、ゼロワンリアライジングホッパーへと変身し、滅に勝利する。
滅もまた、陣を破壊された時と同じく或人もイズを破壊され悪意に呑まれたことに気づき、和解した。
ゼロワンと滅、2人の仮面ライダーの決戦が終わったのちはそれぞれの夢へと飛び立っていくのだった。
しかし悪意の伝道師は死んでおらず、彼女によって誕生した新たなるアークが今まさに牙をむこうとしていた・・・
そして、魔進戦隊キラメイジャーでも視聴者の度肝を抜く展開が起こった。
ヨドンヘイムの侵略を受けた宝石の国クリスタリア復興のため、4つ集めればどんな願いもかなえられるカナエマストーンを巡る攻防の中、キラメイジャーの前に現れた謎の巫女。
その正体は、ヨドンヘイムの皇帝ヨドン直属の秘書官、ヨドンナであった!
ゲストキャラかと思いきやまさかの新幹部、それもゴーバスターズ以来となる顔出し女性幹部の登場に、キラメイジャーもテレビの前の視聴者も興奮と驚きに包まれました。
また、キラメイジャーメンバーのテーマソングをエンディングで毎週1曲ずつ歌う「キラメイ音楽祭」も盛り上がりましたね。
|
秋(10月~12月)~新戦士は、文豪にして剣豪~
ヨドンナの登場により激化する戦いを制するため、新たな力として「キラフルゴーアロー」が生み出され、これにより100秒間限定の強化フォーム「ゴーキラメイジャー」に変身しました!
さらに、ヨドンヘイムに寝返ったガルザによって殺されたはずのオラディンの精神が実は生きており、キラメイストーンに宿ることで魔進オラディンとして不死鳥の如く蘇ったというまさかの奇跡も起きました。
秘書官ヨドンナの正体こそ皇帝ヨドンであるという衝撃の真実も明かされ、その脅威的な力と存在感をキラメイジャーに見せつけました。
秋といえば、新たな仮面ライダーお披露目の時期。
ゼロワンの意思を受け継ぐ令和仮面ライダー2作目は、「仮面ライダーセイバー」。
この世界の全てが記された「大いなる力を持つ本」をめぐり、聖剣に選ばれた小説家が人知れず戦ってきた剣士たちと共に、現実世界と異世界「ワンダーワールド」の平和を守るため戦うというストーリー。
龍騎や鎧武のように数多くのライダーが登場することが放送開始前から告知されており、価値観も立場も異なる剣士たちの群像劇やまるで最終回のような怒涛の展開が特徴となっています。
年末に登場した仮面ライダー最光(さいこう)は、剣そのものが仮面ライダーという驚きの設定。
そして、平成ライダー15作目「仮面ライダー鎧武」に関する様々なイベントが開催される「鎧武祭り」も忘れちゃいけません。
CSM戦極ドライバーを始めとする様々なアイテムの発売、東映特撮YouTube公式チャンネルにて鎧武の配信開始、そして鎧武外伝6年ぶりの新作「グリドンVSブラーボ」の東映特撮ファンクラブ限定配信などこちらも大いに盛り上がりました。
一方のプリキュア。 キュアグレースとダルイゼンの因縁が明かされたり、敵味方共に新たな力に目覚めたりと大きな展開が起こりました。
こちらもクライマックスが迫る中、どんな戦いが繰り広げられるのでしょうか?
そんな中、公開延期されていた映画プリキュアミラクルリープも10月に無事公開されました。
ヒーリングっどプリキュアに加え、スタートゥインクルプリキュアとHUGっとプリキュアがみんなの明日を取り戻すために戦います!
そして、今年2020年を見事に締めくくったのがウルトラマンとゼロワン。
6月からスタートしたウルトラマンZが大団円を迎え、ファンは最高の最終回だったと大絶賛。 55年続くウルトラマンの歴史に刻まれる、ウルトラ楽しい作品だったといえるでしょう。
ウルトラマンといえばもう1つ、「ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀」の配信が開始されました。
前作のギャラクシーファイト同様に海外展開を意識しており、宇宙の平和を守る光の国のウルトラマンだけでなく、海外ウルトラマン(グレート、パワード、リブット)やここ数年あまり日の目を見なかったウルトラ戦士(ユリアン、ネオス、セブン21、ジャスティス、レジェンド、ゼノン、そしてアンドロメロス)、そしてベリアルやトレギアのアーリースタイルなど数多くのウルトラ戦士が登場するということで話題沸騰。
そして、これまたコロナにより公開が延期された仮面ライダーゼロワンの劇場版も、セイバー短編との同時上映という形で無事年末に公開されました。
その内容はまさに仮面ライダーゼロワンの集大成ということで、こちらもファンには好評。
|
コロナ禍という今までにない危機的状況に陥ってしまいましたが、それでもアニメ・特撮業界も世界中の人たちを楽しませようという心意気が画面越しでも感じられ、ファンの間でも大いに盛り上がっていたように感じました。
そして2021年は、仮面ライダー生誕50周年・ウルトラマン生誕55周年・スーパー戦隊シリーズ45作目スタートというアニバーサリーイヤーとなっています。 これは絶対盛り上がらなきゃ駄目でしょ。
コロナウイルスの猛威は年を越してもまだ終わることはありませんが、今年もウルトラ前向きなキラメンタルを持ち続け、物語の結末は俺が決めると言わんばかりの心持ちで、「生きてるって感じ」を忘れず過ごしていけたらと思います!
仮面ライダーゼロワンREAL×TIME感想(ネタバレ注意!)
おまけ 2021年の予定
- 1月10日 ヒープリ、セイバー、キラメイジャー新年初放送
- 2月9日 「RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!」東映特撮ファンクラブ限定配信
- 同日 「RIDER TIME 仮面ライダーディケイドVSジオウ ディケイド館のデス・ゲーム」TELASA限定配信
- 2月20日 映画「スーパー戦隊MOVIEレンジャー」公開
- 2月28日 「トロピカル~ジュプリキュア!」放送開始
- 3月7日 「機界戦隊ゼンカイジャー」放送開始
- 3月20日 映画「ヒーリングっどプリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」公開
- 3月26日 Vシネクスト「ゼロワンOthers 仮面ライダー滅亡迅雷」公開
- 7月14日 〃ブルーレイ&DVD発売