どうも、日曜日に雷復活で興奮しまくったぼちカメさんです。
滅亡迅雷の復活は私が心から望んでいたことでもあるので、これからの活躍がものすごく楽しみです。
そんなわけで今回は、「仮面ライダーゼロワン」より、ついに完全復活を果たした滅亡迅雷.netのメンバーのこれまでの活躍を振り返っていこうと思います!
新型コロナウイルスの影響でテレビ本編はしばらく放送休止になってしまいましたが、これを機に彼らの活躍を振り返り、これからの展開に備えましょう!
目次
滅亡迅雷.netとは?
滅亡迅雷.netとは、仮面ライダーゼロワンに登場するサイバーテロリスト組織。
ZAIAエンタープライズジャパンの代表取締役社長天津垓によって生み出され、人間の悪意をラーニングされた通信衛星アークによって選出された優秀な4体のヒューマギアによって構成され、彼(?)の意思である人類滅亡のために暗躍する。
12年前、アークの力によって旧世代型のヒューマギアが暴走し人類に反旗を翻した際、アークによって滅亡迅雷.netのメンバーとなる4体のヒューマギアを選別し、組織名と同じコードネームを与えた。
或人の父親代わりだったヒューマギア飛電其雄/仮面ライダー1型の活躍によりアーク打ち上げは失敗し、その際の起こった爆発事故「デイブレイク」によって廃墟となったデイブレイクタウンを拠点としている。
シンギュラリティに達したヒューマギアを暴走させる「マギア作戦」により海の底に沈んだアークを復活させ、人類滅亡という目的を達成させようとする。
滅(ほろび)/仮面ライダー滅
滅亡迅雷.netの参謀を務めるヒューマギアで、実質的なリーダー格。 頭にバンドを巻き、腰には刀を差している。
言葉を話せないアークの意思を代弁する役割も持ち、特に序盤は常にアークに忠実。
元々は子供の世話をする父親型ヒューマギアのプロトタイプであり、自身が製作した迅に対し彼の父親のように接していた。
しかし迅が香菜澤セイネに装着したゼツメライザーを外そうとしたため、「親離れには早すぎる」としてフォースライザーを無理やり装着し、自我をリセットさせた。
当初はあくまで迅の「生みの親」として接しており、それも迅がシンギュラリティに達するためというアークの意思に従っていただけにすぎないが、迅と行動を共にすることで「父親として迅を守りたい」という意思が芽生え始め、それがきっかけでシンギュラリティに達した。
戦闘の際は滅亡迅雷フォースライザーとスティングスコーピオンプログライズキーで仮面ライダー滅に変身する。
他のライダーと違い強化フォームを持たないが、ヒューマギアゆえにラーニングによって強くなる性質を持っており、バルカンやサウザーを圧倒する実力を持つ。
ちなみに滅のスーツアクターは、ミスター平成ライダーこと高岩成二さん。 そりゃ強いわけだ…
A.I.M.S.とゼロワンとの決戦では、迅をシンギュラリティに覚醒させるためアークの意思で迅をバルカンの攻撃をかばい、そのまま機能停止した。
しかしその後に修復され、A.I.M.S.の地下室に監禁・拘束された状態で不破からレイドライザーや盗まれたプログライズキーに関する尋問を受け、彼に「亡き同志」の存在を教えた。
後に迅とその「亡き同胞」の助けを得て脱獄に成功するも、ヒューマギアを解放するという別の目的を持っていた迅とは一時期別行動をとっていた。
その後はアークから「滅亡迅雷を復活させろ」という命令を受け、同じく亡や雷の復活のために迅と行動を共にした。
余談だが、滅亡迅雷.netのシンギュラリティポイントを振り返る35.5話が放送されたのは奇遇にも父の日である。
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亡(なき)/仮面ライダー亡
お仕事5番勝負編で滅が「亡き同志」としてその存在を仄めかした、滅亡迅雷.net最後の1人である旧世代ヒューマギア。
元々は飛電インテリジェンスが開発したシステムエンジニア型ヒューマギアだったが、デイブレイクの後ZAIAに回収された。
中性的な顔立ちで垓は「彼女」と呼んでいるが、性別はどちらでもない。 演じる中山咲月さんもジェンダーレスモデルとして活躍している。
序盤はその姿を現すことなく、Blu-rayコレクションに収録されるスピンオフ「プロジェクトサウザー」にて天津垓の部下として兵器開発に携わっていた。
表舞台に出ることなく滅を陰でサポートする傍ら、「ヒューマギアは道具だ」という垓と「ヒューマギアは人間の奴隷ではない」という滅の言葉の間で揺れ動き、自身の存在意義に悩むこともあった。
しかし、垓に人間とヒューマギアの共存を訴えたところ射撃され処分された。
その後亡のAIチップは、滅に敗北し入院した不破諫の脳内に埋め込まれ、ザイアスペックを通じて意のままに操ることができる。
滅亡迅雷.netにしか使えないはずのアサルトウルフキーを不破が使えたのも、おそらく脳内に亡がいたからだと思われる。
また、レイドライザーとプログライズキーを人間に与えていたフードの人物の正体も、迅と共に監視カメラをハッキングし滅を脱獄させたのも亡の人格が表に出た不破であり、前者は垓の指示で、後者は迅のハッキングにより無意識に操られていた状態だった。
亡の人格を復活・コントロールさせるよう再調整されたアサルトウルフキーによって強制変身させられたことでザイアスペックを付けた唯阿に操られるも、亡の解放を目的に行動していた迅によって回収された。
迅と或人からヒューマギアの夢について説得され、さらに足を怪我してもランウェイを歩きたいというデルモの姿を見た亡は「私には夢が分からない。 だけど、ヒューマギアの夢を守りたい」と宣言、自分は道具じゃないという不破の思いとシンクロしてランペイジバルカンに変身、サウザーを撃破した。
この時、ヒューマギアの夢を守りたいという思いからシンギュラリティに達した。
その後、唯阿は不破の本当の過去を知るため迅や滅と接触、亡を解放するという目的のため不破を(手刀で気絶させ)デイブレイクタウンに連れ去る。
彼のデータが素体ヒューマギアにインストールされたことでついに復活を果たした。 モジュールも新世代のものとなった。
チップが不破の脳内にあったことで彼の本当の過去を全て知り尽くしており、彼の笑いのツボがおかしいことも彼女と唯阿にばれた。
序盤で垓の駒として活動していたためZAIAのテクノロジーに精通しており、ザイアスペックやギーガーにハッキングすることで暴走させることができる。
復活後は滅の人類滅亡という夢を守るために行動している。
36話までは滅亡迅雷.netのメンバー4人の中で唯一仮面ライダーへの変身を披露していなかったため、仮面ライダー亡への変身を熱望するファンが多かった。
そして、第37話にて、アークから与えられたフォースライザーとジャパニーズウルフゼツメライズキーを使い、ファン念願の仮面ライダー亡へと変身した。
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迅(じん)/仮面ライダー迅
滅と共にストーリー序盤で行動しているメンバー。 組織の行動隊長的な立ち位置で、シンギュラリティに達したヒューマギアにゼツメライザーを装着し暴走させる役割を持つ。
序盤は子供のように無邪気な狂戦士といった感じで、トリロバイトマギアに襲われた際もノールックでこめかみを拳銃で笑いながら撃ち抜くという狂気な一面を見せた。
滅の「お前は俺の息子だ」という言葉をきっかけに親子関係を意識するようになり、青次の娘を模したセイネをマギア化しようとした時にもゼツメライザーを必死に外そうとしていた。
しかし滅によって強制的にフォースライザーを取り付けられたことで知能をリセットされ、再び残酷な戦士に逆戻り。 同時に仮面ライダー迅にも初変身した。
その後の迅は、作戦失敗するごとに「滅に怒られる~!」と親からのお仕置きを恐れる子どものような振る舞いを見せるようになった。
滅亡迅雷.netとゼロワン&バルカンとの最終決戦では、滅がアークの意思で迅をかばい破壊されたことがきっかけでシンギュラリティに達し覚醒。
バルカンとバルキリーを圧倒するも、ゼアとアークの力を得たゼロワンシャイニングアサルトホッパーによって撃破され、破壊された。
しかし25話にて、新たな変身アイテム「バーニングファルコンプログライズキー」&「ザイアスラッシュライザー」を携えまさかの復活を遂げる。
スーツを着こなし耳にはピアス型のヒューマギアモジュールを装着しているなど、より人間らしい外見になっている。
滅の退場をきっかけにシンギュラリティに達したためか性格もこれまでの無邪気さは鳴りを潜め、落ち着いた言動になっている。
滅亡迅雷.netの一員ではあるものの現在は「ヒューマギアの解放」のために行動しており、ヒューマギアに夢を持たせようとするゼロワンと利害の一致で共闘したこともある。
滅とは一時期別行動をとっていたが、「ヒューマギアの解放には滅亡迅雷が必要」というアークの指示を受け取った滅と共に唯阿に接触、不破の脳内の亡解放に協力した。
そして或人の持っていた宇宙野郎雷電のジョブキーを奪い取り、そのデータによって雷を復活させた。
35.5話では他の3人と同じくアズにシンギュラリティのデータを奪われたものの、その後何者かと通信しており、アズも知らない誰かと繋がっているようだが…?
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雷(いかずち)/仮面ライダー雷
滅亡迅雷.netの3人目のメンバーである旧世代型ヒューマギア。 面倒見はいいがけんかっ早く、「雷落とすぞ!」が口癖。
表向きは宇宙飛行士型ヒューマギア「宇宙野郎雷電」として衛星ゼアの管理やゼロワンのバイク「ライズホッパー」をゼアに収納する作業を行っていた。
アズ曰く、弟と呼び可愛がっていた昴に対する愛情からシンギュラリティに達していたとのこと。
その正体は、衛星ゼアのデータからシンギュラリティに達したヒューマギアのデータを滅に横流しにしていたスパイ。
しかしこれはプログラミングされた司令を無意識に行っていたにすぎず、雷電自身も自身が滅亡迅雷.netの一員である自覚はなかった。
迅が雷電を襲撃、ハッキングしようとした際も気合で耐えきったように見せかけて実は「ゼロワンとバルカンをデイブレイクタウンへ誘き出す」という新たなプログラムを仕込まれており、そこで迅にフォースライザーを取り付けられたことで雷として覚醒。
フォースライザーとドードーゼツメライズキーで仮面ライダー雷に変身、ゼロワンとバルカンを圧倒しプログライズキーを奪い取る。
滅亡迅雷が所持していたものも含めて8つのキー(フライングファルコン、スティングスコーピオン、バイティングシャーク、フレイミングタイガー、フリージングベアー、ブレイキングマンモス、シューティングウルフ、パンチングコング)の力でライダモデルを召喚し、アークにインストールすることで復活させることに成功した。
しかし、復活したアークによって構築されたアサルトウルフキーによって変身したアサルトバルカンに圧倒され、そのまま撃破された。
たった1話限りのゲストキャラだったが、マギア作戦の根幹を担っていたり、仮面ライダーに変身し、彼の行動によってアークが復活を果たすなどストーリーで重要なポジションにあった。
復活を望む声も多かった(かく言う私もその1人ですw)が、35話にて迅が奪い取った雷電のジョブキーのデータを素体にインストールすることによってついに復活を果たし、今ここに滅亡迅雷.netメンバーが揃い踏みした。
モジュールは亡と同じく新世代のものに変わり、黒いジャケットを羽織っている。
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暗殺ヒューマギア(暗殺ちゃん)/ドードーマギア
滅が第7話に導入した暗殺ヒューマギア。 迅からは「暗殺ちゃん」と呼ばれている。
元々はイベント舞踊ヒューマギア「祭田ゼット」で、5体が窃盗犯に盗まれてIDと顔を改ざんされたものを、1~4号機を滅亡迅雷.netがさらに盗んだ。
その名の通り暗殺を目的に生み出されたヒューマギアで、ラーニングを重ねるごとに強くなり、さらに同一個体が4体いるためバックアップデータで経験を引きついで復活することが可能。
起動当初こそ当時の迅のように無邪気で唯阿に利用されたりゼロワンにあっさり撃破されたりといいとこなしだったが、次第に強化されゼロワンやバルカンを圧倒していく。
大物俳優の大和田伸也が演じる伝説の暗殺者の殺陣を見た時は彼に弟子入りし、その演技と立ち回りを大和田伸也に褒められ弟子に認められた。
その後はアドリブのできない松田エンジを暗殺対象と自分の意思で判断して襲い掛かるも、迅に止められた後バルカンに破壊された。
復活後は暗殺の対象が大和田伸也となり戸惑うも、或人が垓から飛電インテリジェンスの買収の話を持ち掛けられている隙を突いて銃撃した。
これによりラーニングが完了し、ドードーマギア改へと進化を遂げた。
そして「これ以上学ぶことはない」と滅亡迅雷を巣立つことを宣言し、祭田ゼット5号を自身の配下に迎えるべく独自行動を開始する。
高い戦闘力でバルカンを圧倒するも、真のシャイニングホッパーにまで進化したゼロワンには敵わず今度こそ撃破された。
アズ
仮面ライダーゼロワンの総集編「プレジデント・スペシャル」にて突如或人の前に現れた、イズそっくりの謎のヒューマギア。
初登場はゼロワンのオープニングで、イズそっくりの姿の謎キャラということで視聴者から何かあるのかと注目されていた。
ロングヘアで目やヒューマギアモジュールが赤く発光することを除けばイズと瓜二つの外見(演者も同じ鶴嶋乃愛さん)だが、彼女と違いタメ口&乱暴な言葉遣いの後ごまかすかのように「~でございます」などと付けたり、或人のギャグを解説しないどころか酷評したりとその言動はイズとはまるっきり逆。
また、敵対勢力であるはずの滅亡迅雷のことをあたかも自分のことのように嬉々として話し、或人ですら知らない情報(亡のチップの件など)を知っている、アークを悪用した垓に対し怒りの感情をあらわにする、ヒューマギアの善意の力を全く知らないなどリアクションも大きく異なる。
その正体は滅亡迅雷.netの首領ともいえる通信衛星アークが遣わした使者で、自称「アークの専属秘書」。
アズという名前はニュースサイトや仮面ライダーポータルサイトにて判明し、それまでは「長髪イズ」とか「赤イズ」とか呼ばれていた。
名前の由来はおそらく「悪orアークのイズ」あるいは英単語の「as」と思われる。
プレジデント・スペシャルPart 1では、故障によるデータ消失を装ってゼアのデータ内部にいる或人に接触、ゼロワンの戦いの軌跡をラーニングさせるよう要求する。
当初は或人もいつもと違うイズに戸惑っていたが、ラーニングすると言っておきながらシャイニングホッパー以降のデータは不要と宣言したり、滅亡迅雷.netの話題になると嬉々として語っていたり、自分のギャグをボロクソにけなしていたり、ヒューマギアの悪意は十二分に理解していたが善意については一切理解していないことからPart 2で自身がイズではないことを看破された。
それでもアズは怯むことなく、「ゼロワンのデータはアークに渡す」「滅亡迅雷が揃ったとき何が起こるか、楽しみにしておけ」と今後の展開を示唆する言葉を残し去っていった。
そして、6月21放送予定の35.5話をもってテレビ本編にも遂に登場。
ついに全員揃った滅亡迅雷の4人に対し、アークを完全復活させるために必要な「シンギュラリティ・テスト」を行った。
4人にシンギュラリティに達したきっかけを思い出させたのちにおそらくアークゼロの変身に使用すると思われる謎のプログライズキーでデータを吸収し、身に着けた感情も消去させた。
いかがでしたか?
雷が登場したあたりから滅亡迅雷.netのメンバーが4人であることが示唆され始め、全員集合を心待ちにしていましたが雷復活によりついにその夢が現実のものとなりました。
個人的には、現時点でシンギュラリティに達していない滅や雷がこれからどんな夢にたどり着くのか、そして4人がシンギュラリティに達したときに何が起こるのかが一番気になっています。
ゼロワンはもちろんのこと、滅亡迅雷のこれからの動きにも目が離せません!