いきなり日本中が寒くなってようやく冬らしい天気になってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、前回に引き続きアニメ「ポケットモンスター」(以下アニポケ2019)のネタ。 ここでは第2話の感想を書いていこうと思います。
第2話もYouTube公式チャンネルで配信されていたので見てみたのですが、これもまた面白かった。 さっそく感想をまとめてみます。
第1話の感想やら考察まとめ
サトシとゴウ、正反対コンビ
第2話では、サトシがサクラギ博士の研究所のオープニングセレモニーに出席するためクチバシティを訪れたら偶然ルギアに出会い、同じくルギアを追っていたゴウとコンビを組むという話でした。
今回はサトシとゴウが初めて出会うということで、2人の考え方や性格の対比がはっきり描かれていました。
ご存知のようにサトシはポケモン大好き少年ということで、ポケモンに出会うたびにハイテンションになりはしゃぎまくるタイプ。
それこそポケモンのごとく本能や直感の赴くまままっしぐらに突き進み、独特のコミュニケーションでポケモンたちと友情を築くのが得意ですが、自分の感覚を言葉にすることや横文字や難しい言葉には弱いようです。
一方のゴウはサトシとは真逆の研究家気質で、データや知識から分析するのが得意。
「未来は俺の手の中にある」や「お前の友達に認めてやる」というセリフから少々自信家な一面もあります。
サトシとゴウもポケモンが大好きという点では共通していますが、その考え方や感じ方は大きく異なっています。
それが最も現れているのがルギアの背に乗って飛んでいるシーン。 ゴウはルギアの背ビレの動きや肌触りを観察しているのに対し、サトシは幻のポケモンのルギアの背中に乗れたことにハイテンションではしゃぎまくってます。
2人の最初の出会いということで、性格や考え方を分かりやすく描いていましたし、新キャラのゴウがこういうキャラなんだっていうのがよくわかりました。
2人の絡みで一番好きなのは、サトシとゴウがサクラギ研究所のリサーチフェロー(特別研究員)として住み込みで活動することが決定した時、2段ベッドの上の方を取り合うシーン。
なんというか、修学旅行中の同級生か年の近い兄弟がはしゃいでいるみたいで微笑ましいですw
|
登場するポケモンの法則
続いては物語を彩る様々なポケモンたちについて。
今回登場したポケモンなんですが、実はある法則があるということにみなさん気づきましたか?
それは、今回のメインであるルギアをのぞき、野生のポケモンはすべてカントー地方のポケモンだということ。
第2話の舞台はカントーということで、おそらくそこで見つかるポケモンだけを野生で登場させたのだと思います。
他の地方のポケモンも登場してはいるんですが、こちらはトレーナーがゲットしたポケモンとしてのみ登場しています。
だからこそ、ゲームではジョウト地方で初めて見つかったルギアは「非常に珍しいポケモン」と言えるでしょうね。(尤も、アニメでルギアが初登場したオレンジ諸島をカントーに含めるかは微妙ですが…)
あくまでこれは私の予測ですが、アニポケ2019のコンセプトが全ての地方のポケモンと出会うというものなので、ゲームのそれぞれの世代、それぞれの地方で登場したポケモンと同じものをアニメに登場させるつもりなのかもしれませんね。
新作のネタもいろいろ
今回は初代ポケモンの舞台であるカントー地方が舞台でしたが、ちゃんと新作のネタもちょっとだけ入ってました。
具体的に言うと、ゴーリキーの持っている荷物に「ポケモンクエスト」に登場する四角いピカチュウが描かれていたり、ルギアとのバトルの際に「ポケモンGo」のレイドバトルで挑んだり、サトシがルギアとバトルするときは「ポケモンソード・シールド」の野生ポケモンバトルBGMのアレンジが流れたりしました。
またゴウの名前の由来も、「ポケモンGO」から取っているのでは?と予測しているファンもいました。 あくまで予測なので真実は分かりませんが…。
こういうちょっとした小ネタ(?)みたいなのを入れてくれるのもいいですし、ファンなら思わずニヤリとしちゃいますね。
|
おなじみのフレーズが続々
これもさっきの小ネタの話につながるのですが、要所要所にポケモン映画で何度も聞き覚えのあるフレーズや台詞が使用されています。
ポケットモンスター、縮めてポケモン。 みなさんもご存知の通り、この星の不思議な不思議な生き物。 森に、空に、海に。世界中の至るところでその姿を見ることができます。…ポケモン映画冒頭でおなじみのナレーション(正確には少し違うけど)
この少年、マサラタウンのサトシ。 相棒のピカチュウと共にバトル&ゲット!…こちらも映画でよく聞くフレーズですね
アニメや映画でおなじみのあのフレーズをさり気なく使用したのはちょっと感動しましたし、ファンの喜ぶツボを分かっているなと思います。
そして一番感動したのがラストシーンの「夢と冒険と ポケットモンスターの世界へ レッツゴー!」というナレーション。
ゲームをやったことのあるポケモントレーナーなら一度は聞いたことのあるあのおなじみのフレーズをまさかアニメで聞けるとは思ってませんでしたし、本当の意味でここからサトシの新しい冒険が始まるんだと実感しました。
今回は第2話ですが、そういう意味では第1話と第2話を合わせて本当の第1話なんだと私は思います。
サトシの相手もお手のもの?
続いてのテーマはサトシのベストフレンドであるピカチュウ。
今回のピカチュウもとても表情豊かで可愛く、サトシとの息もピッタリ。
そんな中で私が一番印象に残ったのは、ピカチュウの「呆れた」という表情。
サトシが何も考えず突っ走っていった結果失敗したり痛い目に遭った時の「ああもう言わんこっちゃない」って言うような呆れた表情が好きで、長年のパートナーだけあって扱いに慣れているというか、気持ちとか行動とか全て知り尽くしているような感じでした。
今やアニメでは絶対に必要不可欠なサトシとピカチュウ、これからどんな絡みを見せてくれるのでしょうか?
|
というわけで、アニポケ2019第2話の感想やらをいろいろ書き連ねてみましたが、いかがでしたか?
第2話も第1話に負けず劣らずの見どころ満載の回で何回も見たくなるし、ポケモン好きにはたまらない回でした。
そしてそして、次回第3話はこちらもシリーズおなじみ、あのラブリーチャーミーな敵役が登場するということでもう期待度MAXです。 名乗り口上どうなるのかすごく気になる…
現時点で第2話までYouTubeで無料配信していることも手伝って、再放送でも見逃し配信(やるかどうか分からないけど…)でもいいから見たくなりました。
この先のストーリーを見て感想を書くかどうかは未定ですが、もし機会があれば次も見てみたいと思っています。
というわけで、今回はここまで!
to be continued…?