ついに放送開始された「仮面ライダーゼロワン」。
新時代のライダーらしく「AI」や「夢・仕事」をテーマとし、ハッキングされ暴走したAIロボが敵、腹筋崩壊太郎がツイッターのトレンド入りするなど今回も見ごたえのある作品になりそうです。
そして仮面ライダーと言えば変身ベルト。 今年はゼロワンの使う変身ベルトとして「DX飛電ゼロワンドライバー」が発売されました。
私も早速購入してきました(ゼロワンライドウォッチはもらえませんでしたが…)ので、令和時代も張り切ってレビューをしていこうと思います!
セット内容・外見
まずはいつものようにセット内容から解説。
箱の中には、ゼロワンドライバー本体、カバーパーツ、ライジングホッパープログライズキー、ベルト帯(左右)、ベルト留め、そして簡易説明書が入っています。
変身ベルトで遊ぶ前に、ドライバー本体にカバーパーツをはめます。
カバーパーツの半円部分をドライバーの内側に向け裏面の上下にある出っ張りを、本体左側にある2つの穴にはめ、カバーを内側に音がするまでスライドさせれば完成です。
裏面には電池ブタと電源スイッチがあります。 電池ブタは、細い棒で押しながらスライドさせて開けるタイプです。
ベルトも令和ライダーになっても変わらないドライバーの両端にセットするタイプで、端についてるボタンを長押ししながらベルトの穴にセットできます。
ベルト留めの方も、今まで通りベルトの穴に突起をセットして、そこにベルト留めを固定すればOKです。
AI搭載のロボットが活躍するゼロワンの世界らしく、近未来的でメカニカルな外見で、一目見た瞬間から「これ男の子が好きそうなデザインやな!」と思いましたw
前作(ジクウドライバー)と前々作(ビルドドライバー)を比較するとこんな感じ。
ジクウドライバーと比較すると横幅は大きく、いずれもメカニカルな外見ですが、それぞれの作品のテーマにぴったり合ったデザインになっていますね。
プログライズキーの遊び方
続いては仮面ライダーの変身に使用する「プログライズキー」について解説します。
その名の通りカードキーがモチーフのアイテムで、様々な生物のデータモデルが保存されているデバイスです。
カードキーと言いましたが、実際手に取ってみると意外と厚さがあります。
裏面には電池ブタと二次元コードがあります。
プログライズキーはそれ自体に音声が入っているタイプのアイテムで、上部にあるグレーのボタンを押すことで音声が鳴り、LEDが発光します。
付属のライジングホッパープログライズキーを例に説明すると、1回目は「ジャンプ!」、2回目は「グラスホッパーズアビリティ!」と鳴ります。
また半透明のキーパーツは180度回転させることができます。
キーパーツを開くと、モデルになったバッタの機械の骨格が現れます。
キーパーツを閉じた状態で発光させると生物イラスト部分にバッタの骨格が浮かび上がり、さながらレントゲン写真のよう。
バンダイ 仮面ライダーゼロワン 変身ベルト DX飛電ゼロワンドライバー DXヒデンゼロワンドライバ- [DXヒデンゼロワンドライバ-]
ゼロワンに変身&必殺技!
それではみなさんお待たせいたしました! ここからはゼロワンドライバーとプログライズキーを使った、仮面ライダーゼロワンの変身遊びを解説していこうと思います!
まずゼロワンドライバーの電源をオンにします。
ゼロワンドライバー!
電源が入ったら、次にライジングホッパープログライズキーのボタンを押して起動音を鳴らします。
ジャンプ!
ボタンを押したら、30秒以内にドライバー右側の矢印マークがあるスキャンエリアに、プログライズキーの矢印を上に重ねるようにかざしてスキャンさせます。
この時、プログライズキーを矢印の向きに従って水平にスライドさせるように移動させ、ドライバーの出っ張り部分にプログライズキーの角をピッタリ合わせるのがコツです。
プログライズキーをかざすと「オーソライズ!」の音声が鳴り、ドライバー側から変身待機音声が鳴り始め、プログライズキーのLEDも待機音に合わせて点滅し始めます。
そしてこの状態でプログライズキーを180度展開しキーモードに変形させ、ドライバーの裏側にあるスロットに図の向きで奥までセットするとカバーが中央から左側へスライドして中央の円形のLEDが現れ、カラフルに発光し変身完了です。
プログラーイズ!
飛・び上がライズ! (ダダダダダダダンダダ) ライジングホッパー!
A jump to the sky turns to a rider kick!
おーかっこいい!!
これで仮面ライザーゼロワンライジングホッパーに変身完了です。
平成2期にあったコミカルさは残っていますが、ゼロワンドライバーはかっこよさ重視の音声になっている印象があります。
また、仮面ライダーのベルト音声に英語音声を本格的に取り入れたのも新しい時代のベルトらしくてこれまたすごくかっこいいですね。 ただちびっ子は何を言っているのか理解できるんでしょうか…
中央のLEDは七色に光り、キー部分に刻まれているバッタのマークが浮かび上がります。 この動物マークがゼロワンドライバーのデザインにもうまくマッチしており、前作のベルト同様見ているだけでも楽しめます。
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ただプログライズキーをセットするだけでは音声が鳴らない時があります。
どうやらゼロワンドライバーやプログライズキーは挿すだけでなく、押しこむことで音声が鳴る仕組みになっているらしく、劇中と同じようにセットして1秒以上押しこむと連動させやすいです。
余談ですが、プログライズキーのボタンを押さずにドライバーにかざしても反応しますが、「オーソライズ」の音声は鳴りません。 この状態でドライバーにセットすると「グラスホッパーズアビリティ」と鳴ります。
スキャンせずにプログライズキーをセットすると「エラーライズ!」と鳴ります。
続いては必殺技。
必殺音声の鳴らし方は前作と比較するとシンプルで、セットしたプログライズキーを押しこむことで必殺音声が鳴ります。
ライジング! インパクト!
この「ライジング!」の部分はセットするプログライズキーによって変化します。
手で軽く押すだけと動作自体が驚くほど簡単なので何回でも押したくなりますねw
プログライズキーを取り外す際は、カバーパーツを中央まで押すとプログライズキーのロックが解除され、外側に引き抜くことで取り外すことができます。
間違ってもロックがかかっている状態で無理やり引っ張らないように注意してください。
別売りのプログライズキーでフォームチェンジ&特殊必殺技!
そして、これまでの平成仮面ライダーの変身ベルトと同様別売りのプログライズキーと全て連動し、様々なプログライズキーを使ってのフォームチェンジ遊びが楽しめます。
この記事では、放送に先駆け発売されたフライングファルコンプログライズキーを使って解説します。
【新品/在庫あり】[バンダイ] 仮面ライダーゼロワン DXフライングファルコンプログライズキー
遊び方自体は先ほどと同じ。 ボタンを押してプログライズキーをスキャンさせ、キーを展開してドライバーにセットし押しこめば変身完了です。
ウイング! オーソライズ!
プログラーイズ!
Fly to the sky! フライングファルコン!
Spread your wings and prepare for a force!
必殺技も同じで、プログライズキーを押しこむだけ。
フライング! インパクト!
続いては、2つのプログライズキーを使ったパワーアップ必殺技遊びについて。
ゼロワンドライバーにプログライズキーをセットして変身完了した状態で、別のプログライズキーを、ボタンを押さずにドライバーにかざしてスキャンさせます。
ビットライズ!
画像ではライジングホッパープログライズキーをセットし、フライングファルコンプログライズキーをスキャンさせていますが、使用するプログライズキーは何を使ってもOKです。
音声が鳴った後に、ドライバーにセットしたプログライズキーを押しこむと必殺音声が鳴ります。
ライジング! ビットインパクト!
このパワーアップ必殺技なんですが、プログライズキーをスキャンさせる回数によって音声と爆発音の回数が変化します。
- 1回→ビットライズ!/ビットインパクト!
- 2回→バイトライズ!/バイトピンパクト!
- 3回→キロライズ!/キロインパクト!
- 4回→メガライズ!/メガインパクト!
- 5回→ギガライズ!/ギガインパクト!
- 6回→テラライズ!/テラインパクト!
スキャンするたびに読み上げる音声も段々力強くなり、パワーアップしているのが聞いているだけでもよく分かります。
このプログライズキーは、この先1年間のテレビ放送と連動して続々発売予定。 どんどんゲットしてどんどんプログライズしていきましょう!
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総評
というわけで本作の変身ベルト「飛電ゼロワンドライバー」のレビューをしてみました。
遊んだ感想としては、プログライズキーをスキャンしてキーを展開し、必殺技は軽い力でポン通すだけという1つ1つの動作がすごくやみつきになるほど楽しくて、何回遊んでも飽きません。
外見もSFチックでメカニカルで、ギミックの方もプログライズキーの音声を鳴らした後にスキャンさせることで初めて音声&発光ギミックがベルトと連動するというもので、ライダー玩具の技術の進歩を実感しました。
令和に入ってからも変身ベルトもパワーアップしており、今年も1年間楽しめそうです。
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そして変身ベルトと言えばもう1つ、バルカンとバルキリーが使用する「エイムズショットライザー」があります。
こちらは10月末までに購入してレビューをしようと思いますのでお楽しみに。
おまけ 説明書について
最後にもう1つ、おまけとして発売中のゼロワンドライバーから説明書が変わったことについて解説していこうと思います。
画像を見ていただけると分かると思いますが、ゼロワンドライバーの取扱説明書は遊び方が簡単にまとめられているだけで、かーなーりシンプルになっています。
ではこれまでにあった詳しい説明書は無いのかと言われるとそうではなく、「仮面ライダーおもちゃウェブ」のそれぞれの商品紹介ページから取扱説明書のPDFファイルを表示することができます。
それぞれのPDFファイルから説明書をダウンロードまたは印刷することができます。
詳しい遊び方を知りたい場合はいちいち公式サイトを見なければいけないのは面倒ですが、最近ではゲームソフトにも紙の説明書が入っておらずゲーム内のチュートリアルで覚えるケースが多いので、必要な人だけこの説明書を印刷してくださいということでしょうか。
この説明書もまた、ライダー玩具新時代を象徴するものの1つかもしれませんね。