先日、ニンテンドースイッチライトの情報がいきなり公開された今日この頃。
今回は11月発売予定のポケットモンスターソード/シールド(ポケモン剣盾)に登場する新ポケモンや新キャラクターなどの最新情報が公開されたのでこの記事にまとめようと思います。
目次
新システム:キョダイマックス
まず最初に、ポケモン剣盾の新システム「ダイマックス」のパワーアップ版、その名も「キョダイマックス」について解説します。
Zワザのようにバトル中に1度だけ発動でき、3ターンの間だけ巨大化してパワーアップするのはダイマックスと同じですが、最大の違いとして姿かたちも大きく変化するところがあります。
キョダイマックスが発動すると、まるでメガシンカのように外見が大きく変わり、「キョダイマックスわざ」という特別なわざを使うことができます。
またこのキョダイマックスはどのポケモンでも発動できるわけではなく、特定のポケモンだけが使うことができます。 ここもメガシンカと似ていますね。
現在、キョダイマックスを使えることが判明しているポケモンはカジリガメ、アーマーガア、マホイップの3匹。
キョダイマックスできるポケモンはマックスレイドバトルでゲットできますが、なかなか出現しないレアな個体とのこと。 バトルを有利にするためにも、1匹でも多くゲットしたいところですね。
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新ポケモン
ワンパチ
- 分類:こいぬポケモン
- タイプ:でんき
- とくせい:たまひろい
まずはシリーズ恒例?の子犬モチーフ&ピカチュウポジションのワンパチ。
ポケモンシリーズには、みんな大好きピカチュウに似たデザインのでんきタイプのポケモンが毎作登場しており、ワンパチがおそらくそのポケモンではないかと思います。
今まではピカチュウと同じくネズミ科それに近い動物がモチーフになっていましたが、それ以外のモチーフが選ばれたのは初めて。
犬モチーフらしく動くものに惹かれ追いかける習性を持ち、動き回っている間は体内の発電器官で電気を生成することができますが、ピカチュウのように蓄電はできず走り回りながら放電しています。
新たなとくせいである「たまひろい」は、ワンパチがどうぐを持っていない状態でモンスターボールを投げてポケモンゲットに失敗した時にそのボールを拾ってくれるというもの。 どうしてもゲットしたいポケモンが出たときに重宝するとくせいですね。
タンドン
- 分類:せきたんポケモン
- タイプ:いわ
- とくせい:じょうききかん/たいねつ(ほのおタイプのわざとやけどのダメージを半減する)
分類の通り石炭の塊のような姿のポケモン。
モチーフ通り薄暗い炭鉱や鉱山に住むポケモンで、赤い目を光らせて辺りを照らしながら、体に就いた石炭を車輪のように回転させながら悪路を移動します。
ガラル地方のモチーフになったと言われているイギリスではかつて石炭が燃料として使われていたことがあるように、ガラル地方では100年ほど前は一家に1匹タンドンを飼っており、体から剥がれ落ちた石炭を燃料として利用していました。
タンドンのとくせいの1つ「じょうききかん」は新しいとくせいで、ほのおタイプまたはみずタイプのわざを受けた時、すばやさがぐぐーんと上がるというもの。
元々有利なほのおタイプのポケモンにより有利に立ち回れるほか、みずタイプはいわタイプの弱点の1つなのであえて使わせるよう誘うことで強化を図る戦法もありですね。
ジュラルドン
- 分類:ごうきんポケモン
- タイプ:はがね/ドラゴン
- とくせい:ライトメタル(おもさが半分になる)/ヘヴィメタル(おもさが倍になる)
白銀に輝く体を持つ怪獣のような外見のポケモン。
タイプ構成はシンオウ地方の伝説ポケモン・ディアルガと同じはがね・ドラゴンタイプで、弱点も少なく(じめんとかくとうの2つだけ)耐性も多い強力な構成になっています。
あらゆるタイプの攻撃に耐えるほどの硬度を持ちながらその体重は軽く、機敏に動くことができる。
生息域が同じバンギラスとはよく遭遇してはバトルしているところを、ガラル地方の山岳地帯でよく目撃されている。 バンギラスはじめんタイプなのでバトルにおいても天敵同士ですね。
とくせいの方も、ライトメタルとヘヴィメタルという真逆のもの2通りを持っています。 どっちをゲットするかで育成も戦法も大きく変わってきそうです。
マホイップ
- 分類:クリームポケモン
- タイプ:フェアリー
- とくせい:スイートベール(味方のポケモンがねむり・ねむけ状態にならない)
全身ホイップクリームでできている可愛らしい外見のポケモン。
マホイップが生み出すクリームはマホイップ自身が幸せを感じるほどに深みを増し、このクリームを使ったスイーツを作ることはパティシエの憧れである。
またこのクリームは強力な鎮静作用があり、口を含めばたちまち戦意を喪失してしまう。
マホイップ(キョダイマックスのすがた)
またマホイップはキョダイマックスを発動できるポケモンの1匹で、巨大なケーキのような姿に変身できます。
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全身からあふれ出すクリームは攻撃を受ければ受けるほど固くなり、高カロリーのクリームミサイルは相手を幸せな気分にしエネルギーがみなぎるが、逆にひどい錯乱状態になってしまうことも。
キョダイマックス中はフェアリータイプのこうげきわざが「キョダイダンエン」になり、相手にダメージを与えつつ味方全体のHPを回復することができます。
カジリガメ(キョダイマックスのすがた)
カジリガメがキョダイマックスすると、カメを通り越して巨大な怪獣のような姿に。
その巨体を生かしたのしかかり攻撃を得意とし、首を急激に伸ばす力と鉄塔を噛み切るほどの顎の力が合わされば、巨大な岩に大穴を穿つこともできる。
キョダイマックスしている間だけ使えるみずタイプのこうげきわざ「キョダイガンジン」は、攻撃すると同時に無数の岩をばらまき、相手がポケモンを交代すると同時にダメージを与えるステルスロックのような効果を持ちます。
アーマーガア(キョダイマックスのすがた)
アーマーガアがキョダイマックスを発動すると、体のアーマーがより強固になり、キョダイマックスのエネルギーで発生する上昇気流で滞空しながら戦います。
他のポケモンと違いキョダイマックスしても外見に大きな変化はありませんが、小さな鳥のような形の刃「ブレードバード」が独立して飛行し、それを飛ばして攻撃をすることも可能。
ひこうタイプのわざは「キョダイフウゲキ」に変化、相手にダメージを与えつつリフレクターやひかりのかべ、ステルスロックやエレキフィールドなどの効果を吹き飛ばすことができます。
新キャラ
ルリナ
みずタイプの使い手であるジムリーダー。
負けん気が強く、口調は穏やかだがその心の中には情熱を秘めている。
余談ですがルリナは、先月開催されたE3における体験プレイでワンパチと共に先行登場しました。
サイトウ
主人公の前に立ちはだかるジムリーダーの1人で、かくとうタイプの使い手。
100年もの歴史を誇るガラル空手の申し子であり、格闘家らしくきりっとした表情がチャームポイント。 ジム戦時に着ているスーツも柔道着がモチーフになっていると思われます。
ストイックな性格で感情は表に出さず、ピンチに陥っても一切動じない。 同じく女性のかくとうタイプ使いであるコルニとは対照的ですね。
オニオン
ゴーストタイプの使い手であるジムリーダー。
若くしてジムリーダーを任される実力者であるが、非常にシャイな性格であるため素顔を仮面で隠し、普段は墓地や遺跡で1人で過ごしている。
ゴーストタイプの使い手と言えば、どちらかと言うとゴーストタイプのイメージとは逆に明るいキャラが多いイメージでしたが、こういうテンプレな陰気オカルト好きキャラは初めてですね。
またその仮面のデザインから、スーパーマリオシリーズのヘイホーに似ていると言われることも。(海外での名前も「Shy Guy」だし)
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ローズ
巨大企業の社長であり、ガラルポケモンリーグ委員長。
ポケモンバトルにダイマックスを導入したことでガラル地方のポケモンバトルを一躍有名にした立役者。
才能を見抜く目を持ち、ダンテをチャンピオンに推薦したのも彼。
オリーヴ
ローズの秘書を務める女性で、企業の副社長として実質的な経営を任されているビジネスウーマンの一面もある。
あくまでローズと共にポケモンリーグに携わる人物ではあるのですが、前作のエーテル財団の件もあってか100%信用できないというか、裏で何かよからぬことを企んでいるようなそんな気がします。
新しいポケモン、新しいキャラクター、そして新しいシステム。 新たなポケモンの世界が少しずつベールを脱いできて発売が楽しみになってきました。
全てのポケモンを連れていくことができないのは残念ですが、それでも全く新しいポケモンがどんな感じになるのか期待値は常にMAXですので、今まで通り発売を心待ちにしようと思っています。
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