皆さん、仮面ライダージオウ新年1回目の放送はご覧になりましたか?
オーマジオウが誕生しライダーが歴史から消される「オーマの日」の存在、未来からやって来た仮面ライダー、そしてゲイツを救世主と呼ぶもう1人のウォズ(通称白ウォズ)の変身する仮面ライダーウォズ初お披露目と年明けにふさわしい盛りだくさんの内容となっていましたね。
そしてそんな白ウォズが使用する新たな変身ベルト「ビヨンドライバー」も現在発売中。
私も買ってまいりましたので、少し遅れましたがレビューを書こうと思います。
セット内容・外観
まずはセット内容から見てみようと思います。
セット内容は、ビヨンドライバー本体、ウォズミライドウォッチ、ベルト留め、左右のベルト、そして取扱説明書が入っています。
こちらが新たな時代を先取りする変身ベルト、ビヨンドライバーです。
白を基調としていたジクウドライバーとは対照的に黒と緑を基調としたカラーリングになっています。
左側にはレバーがあり、内側に90度傾けることができます。
裏面には電池ブタ(細い棒で押しながら開くタイプ)と左右のベルトをはめるジョイント、そして電源スイッチがあります。
少し見えずらいですが、ジクウドライバーと同様に「ベルト」の文字が刻まれていますw
ビヨンドライバー本体には単4電池3本が必要。 向きに注意しながらベルトにセットしてください。
そしてなんといっても目を引くのが中央のスクリーンのような窓。
中にはゲーマドライバーのように鏡がセットされており、ミライドウォッチの絵柄を反射して投影する仕組みになっています。
鏡が中にあるスクリーンがあるためか、ベルト本体は厚みがあり立体感を感じさせます。
ジクウドライバーと比較するとこんな感じ。
ミライドウォッチ
続いてはビヨンドライバーに使用するミライドウォッチを見てみましょう。
ミライドウォッチは、正面から見ると四角形に近い形で、近未来型の時計という感じが出ています。 まさに未来のウォッチですね。
さらにこの四角い部分は、仏壇の扉のようにパカっと開く仕組みになっており、発光するLEDの部分が現れます。
これまでのライドウォッチと同様に、天面のボタンを押すことで音声が鳴ります。
ゥゥウォズっ!!!
ライドウォッチの方の音声は普通の低音ボイスでしたが、ミライドウォッチの方はものすごいハイテンションで面白いですね。 想定外すぎて思わず吹き出してしまいましたw
これまでのライドウォッチ同様ライダーの解説音声も鳴らすことができますが、こちらは解説というよりどちらかというとキャッチコピーというか、決め台詞のようにかっこよく叫んでいるように感じました。
裏面にはこれまでのライドウォッチと同様に、背面に認識ピンとQRコードがついています。 後で解説しますがジクウドライバーとも連動します。
仮面ライダーウォズに変身!
それでは皆さんお待たせしました! ここからいよいよ仮面ライダーウォズの変身遊びを解説しようと思います。
まずはウォズミライドウォッチのボタンを押します。
ゥゥウォズっ!!
次にミライドウォッチを、電源をONにしたビヨンドライバーの左側のレバーにセットします。 ただしセットの仕方はジクウドライバーの時と違い、裏面の認識ピンをレバーのスロット(へこんでいる部分)を合わせるようにセットします。
アアアークションっ!
ビヨンドライバー側から音声が鳴った後、スクリーンに顔の輪郭だけのレリーフが映し出され、やたらとノリノリな変身待機音が鳴ります。
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待機音が鳴りはじめたらミライドウォッチのボタンを押します。 するとミライドウォッチの扉がパカっと開きます。 このギミックが地味に気持ちいいんです。
そしてミライドウォッチの扉が開いた状態で、スクリーンの側面にくっつけるようにレバーを倒して変身完了です。
投影! フューチャータイム!
スゥゴイっ!ジィダイっ!ミィライっ!
仮面ライダぁーゥゥウォズっ! ゥゥウォズっ!!
なんだこのハイテンションかつ癖の強すぎる変身音声はw
平成仮面ライダーの変身音声がぶっ飛んでいていい意味でふざけてるのはいつものことなんですが、ビヨンドライバーの場合は、音声を担当しているのがGalaxyのCMでおなじみのMOROHAのアフロさんということもあっていつも以上にハイテンションではっちゃけているように聞こえましたw
というか、この語り口はもろあのCMそのまんまですよw
また変身音声に投影とありますが、これは疑似的に再現しているとかそういうものではなく本当に鏡に反射したミライドウォッチの光を本当にレリーフに投影しているんですね。
巷で人気のプロジェクションマッピングをまさか変身ベルトで気軽に再現できる日が来るとは…本当に変身ベルトは時代を先取りしていますよね。
どーでもいい余談ですが、ディズニーランドのホーンテッドマンションにある歌う胸像もビヨンドライバーと同じ方式で撮影しているそうです。
解説に戻ると、仮面ライダーウォズへの変身音声が鳴り終えた後にもう一度レバーを開くと「ビヨンドザタイム!」の音声とともに変身待機音が鳴ります。
その後もう1度レバーを閉じると必殺技音声が鳴ります。
タイムエクスプロージョン!
仮面ライダーに変身した後は何度でも必殺技を放てますが、レバーを開くとすぐ待機音が流れるので、ミライドウォッチを取り外して変身解除の再現が難しいという欠点があります。
それからミライドウォッチをセットした状態でレバーを開閉する場合は、あまり力を入れずに動かすようにしましょう。
勢いよく閉じるとライドウォッチが外れたり、扉が取れて吹っ飛んでしまうので注意。 後者は実際に私がやらかしましたw
もう1つ、レバーを閉じるときは指などを挟まないように十分注意して遊ぶようにしてください。
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ミライドウォッチでフューチャータイム!
続いては、別売りのミライドウォッチを使ったフォームチェンジ遊びについて解説します。
今回は、忍と書いて刃の心! 仮面ライダーシノビの力を宿したシノビミライドウォッチを使って解説していきます。
フォームチェンジの仕方自体は先ほどと同じで、まずシノビミライドウォッチのボタンを押し音声を鳴らします。
シノビっ!!
次にビヨンドライバーのスロットにシノビミライドウォッチをセットし、ボタンを押すと扉が展開します。
アアアークション!
そしてレバーを倒すことで、仮面ライダーウォズフューチャーリングシノビに変身完了です。
投影! フューチャータイム!
誰じゃあ?俺じゃあ!忍者あ! フューチャーリングシノビっ! シノビっ!
こちらの音声もなんとまあノリノリで楽しそうですことw
必殺技も先ほどと同じく、フォームチェンジ完了後にレバーをもとの位置に戻してからもう1度閉じます。
ビヨンドザタイム!
忍法・時間縛りの術!
必殺音声はウォズの時と同じか似ているものかと思っていましたが、全く違う音声でびっくりしました。
これから発売されるミライドウォッチも、こんな感じでバラエティ溢れる音声が聞けるとなると買いに行くのがすごく楽しみですね。
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他アイテムとの連動
続いては、現在発売中のDX玩具との連動について解説します。
まずはビヨンドライバーにDXライドウォッチをセットした場合。 今回は映画「平成ジェネレーションズFOREVER」でも大活躍のDXクウガライドウォッチを使用して解説します。
仮面ライダージオウ ライドウォッチシリーズ DXクウガライドウォッチ バンダイ
ウォズに変身するときと同じく、ライドウォッチをスロットにセットします。 すると、「ライドウォッチブレーイクっ!」の音声とともに待機音が鳴ります。
この状態でレバーを倒すとライドウォッチが鏡に反射され、スクリーンに投影されます。 必殺技音声が鳴り、ライドウォッチが点滅します。
レバーを操作すれば何度でも必殺音声が鳴りますが、ライドウォッチ側からはアーマータイム音声が鳴ります。
食玩やガシャポンなどのサウンドライドウォッチとも連動しますが、光らないのでなんだかさみしいうえにボタンが長押しされるのでウォッチ側から音声が鳴ります。(※図はカイザライドウォッチを使った場合)
続いては逆に、ウォズミライドウォッチをジクウドライバーにセットした場合。
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まるで電池切れの近いデジタル時計のような表示が出て、ミライドウォッチから待機音が流れます。
その状態でジクウドライバーを回転させると、「NEW」の表示が流れた後、「0000」の表示とともにウォズ変身音が鳴ります。
表示こそウォズではないものの、ちゃんと連動するのがすごいですね。 アーマータイムにもちゃんと対応していますし、必殺音声もリンクします。
ジカンギレードなどの武器にもセット可能。 音声もちゃんと連動します。
感想
というわけでビヨンドランバーの遊び方を大まかに解説しましたが、大まかに感想を言うと「音声がハイテンションすぎて面白い」ですw
やはり音声を担当したのが最新型のスマホのCMでおなじみのアフロさんということもあってか、平成ライダーらしくやたらノリノリでそれでありながら近未来感を醸し出しているように感じました。
ただ、あのCMのナレーションがあまり好きじゃないという人も少なからずいて、そういう意味では今まで以上に音声の好みがはっきり分かれるベルトとも言えるかもしれません。
それから、ビヨンドライバーに付属しているミライドウォッチはウォズのみで、連動する別売のミライドウォッチは結構後になって発売されるのも痛いところ。
1年前発売されたスクラッシュドライバーは2人のライダーに変身できましたが、それとは対照的に、ビヨンドライバー単体だけではあまり遊びの幅は広がりませんが、幸いミライドウォッチの数は少ないのですぐにコンプリート出来そうですね。
個人的に私の評価としては特別はまったというわけでも全然面白くないというわけでもなく、「標準レベルの面白さ」といったところですね。
音声や白ウォズが好き! 最先端のギミックを体験してみたい!という方はぜひ購入を検討してみては?