ハロウィンが終わり、ついに11月が始まりました。 みなさんいかがお過ごしでしょうか?
そして11月と言えば、ニンテンドースイッチのソフト「大乱闘スマッシュブラザーズSpecial」発売前の最後のダイレクトが放送されました!
最後のダイレクトということで桜井さんも最後の大盤振る舞い。 ほぼすべての情報が解禁となりました! 今回の記事でも(ちょっと遅いかもですが)その最新情報をまとめてみようと思います!
しかし毎度のことながら情報量が尋常でないので、今回は「ファイターやオンライン編」、ついに解禁となった新モード「スピリット編」、「その他のモード編」の3つに分けてまとめてみようと思います。
第1弾の今回はファイター編。 ついに最後のファイターが明らかになったほか、オンライン対戦に関する諸々やアシストフィギュアについてまとめます。
目次
最後の新ファイター解禁!
まずこのダイレクトで発表されたのが、最後の新ファイター。
今回は製品版に収録されているファイターはすべて公開するとのことなので、これが最後の発表となります。
世界中のファンの期待と興奮が限界を超える中、2人の新ファイターがついにそのベールを脱ぎました!
ケン参戦!
まずはストリートファイターシリーズより、ケン・マスターズがリュウのダッシュファイターとして参戦が決定しました!
元々ケンは、ストⅡにてリュウのダッシュファイター的な立ち位置のキャラで、いわば格ゲー界における元祖ダッシュファイターという位置づけ。
最初はリュウとほぼ同じようなキャラ性能でしたが、シリーズを重ねるごとに差別化が図られたケン。 スマブラにおいては「スーパーストⅡX」をベースにして制作されました。
例を挙げると、波動拳はリュウとデザインが異なり、竜巻旋風脚は連続ヒットし、強昇竜拳は炎をまとい、そしてセービングアタックもキックになっています。 もちろんコマンド入力にも対応しています。
投げ技に「地獄車」がある、リュウよりもわずかに移動速度が速いなど近年の性能差もカバーしています。
最後の切りふだもリュウ同様に2種類あります。
まず1つ目が「神龍拳」。 巨大な火柱を上げながら相手を上方向に吹っ飛ばします。 攻撃範囲が広いので対空や乱戦時にまとめて吹っ飛ばすときに有効そうですね。
2つ目の切りふだは「疾風迅雷脚」。 接近した時にはこの切りふだになり、相手を連続で蹴り上げながら上昇してフィニッシュ。
本作からダッシュファイターという新たな要素が登場したので、もしかしてケンも来るかも…?と思っていたら参戦してくれましたね。
しかし驚いたのは次に発表されたファイターだった…!
ガオガエン参戦!
スマブラSPにおけるポケモン枠にして最後の新ファイター、それが「ポケットモンスターサン/ムーン」に登場するガオガエンです!
私はてっきりほのおのリザードン、みずのゲッコウガときてくさのジュナイパーが参戦するのかと思っていましたが、その予想は大きく外れてしまいガオガエンがスマブラの舞台に殴り込みです。
しかしよくよく考えたら、ガオガエンは悪役レスラーをモチーフにしたヒールポケモンなので、スマブラに参戦するのはある意味自然な流れだったのかもしれませんね。
そういうわけでガオガエンはポケモンでありながらプロレス技で戦い、投げ技が強いです。
攻撃がヒットするたびにやたらとアピールするのもプロレスモチーフならでは。 これはボタンでキャンセルできます。
通常必殺ワザは「DDラリアット」。 原作におけるガオガエンの専用わざで、両手を伸ばしぐるぐる回転して攻撃します。
上必殺ワザはクロスチョップ。 真上に跳び上がりそのまま前方向に向かって飛び掛かりながらチョップ攻撃を繰り出します。
威力は高いですが、下方向に飛ぶ技なので自滅に注意。
横必殺技では、相手を掴み、ロープに投げつけて攻撃します。 跳ね返った相手にぶつかるときにボタンを押すことでタイミングによってワザが変化します。
下必殺ワザはリベンジ。 攻撃を受けるタイミングで発動することで体が燃え上がり、次に放つ技の威力を上げる変わったカウンター技です。
そして最後の切りふだは「ハイパーダーククラッシャー改」。 原作のガオガエン専用Zワザを大胆かつ派手にアレンジしました。
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今回参戦するファイターは、総勢何と74人!(ポケモントレーナーを1人としてカウントした場合) 改めてみるととんでもない数ですね…
ただし以前アナウンスしたように、最初から使えるファイターは少なめ(64版スマブラの8人)で、ゲームを進めるごとにどんどん増えていく仕組みになっています。
最初のファイターがあまりにも少ない(全体の約10%ほどしかない)ので、全員揃えば尚更「本当の戦いはこれからだ!」ってなりそうですねw
以上で、大乱闘スマッシュブラザーズSpecialに参戦するファイターは全部です! 全部なのですが…
ダウンロードコンテンツも製作決定!
ななななんと! 有料のダウンロードコンテンツ(DLC)の製作も決定しました!
スマブラSPのDLCの内容としては、1つのファイターに1つのステージ、そしてステージBGMがワンセットになっています。 値段は税別602円の予定です。
またこのDLCセットが5つ全て入ったいわゆるシーズンパス「ファイターパス」も販売予定。 値段は税別2,500円の予定です。
また特典として、Mii剣術タイプに使えるゼノブレイド2のレックスのコスチュームが付いてきます!
ただしこのファイターパス、他のゲームと異なり開発中でリリース時期も未定のためか内容は明かさないままでの販売となります。
「一体だれが参戦するんだろう?」とワクワクしながら待つことができる一方で、自分が望んでいないファイターが出てきたときに落胆してしまう可能性もあります。
しかしその時にあれこれ文句を言ってもどうしようもないので、5人のファイターが誰か分からなくても構わないからとにかく追加ファイターが欲しい!という方のみ購入することをお勧めします。
ソフトには全74体のファイターが収録されていますが、これに加えてさらに新たなファイターが追加されるということですね!
ご存知のように過去作のファイターは全員参戦しており、ダッシュファイターではないためすべて完全新規で作成されます。 一体誰が参戦するんだろう…?
早期購入特典はまさかの…
更に早期購入特典として、こんなものも付いてきます!
何と、スーパーマリオシリーズの敵キャラである「パックンフラワー」がファイターとして参戦!
もう1度言います。 パックンフラワーがファイターとして参戦します!
原作と同じく噛みつき攻撃をするほか、ポイズンパックンのごとく毒の息を吐いたり、フーフーパックンのごとくシューリンガンを吹いて攻撃したり、首を伸ばしてのロングレンジ攻撃など、かなりアクの強いアクションで戦います。
最後の切りふだではボスパックンが登場します。
スマブラXの亜空の使者と同じく両手にカゴを持っており、ファイターを中に閉じ込めることができます。
パックンフラワーのようないわゆる雑魚キャラがスマブラのファイターとして参戦するのは、マリオシリーズはおろかスマブラで初めて。
ある意味これは今回のダイレクトの中で一番驚きました。 仮にも雑魚キャラのパックンが、まさかクリボーやハンマーブロスやワルイージを差し置いてファイターになるなんて夢にも思いませんでしたから。
このパックンフラワーは、パッケージ版は2019年1月31日までにソフトを購入してマイニンテンドーへゴールドポイントを受け取れば、アカウント登録しているメールアドレスにダウンロードコードが送られてきます。
ダウンロード版は、ダウンロードすれば自動的にゴールドポイントが付与されるため、ダウンロードするだけでOKです。
パックンフラワーはソフトの後を追う形で開発中。 配信は1~2か月後に開始予定とのことなのでお楽しみに。
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なお、パックンフラワーは後日有料ダウンロードコンテンツとして配信される予定とのことなので、もし逃しても大丈夫!
オンライン対戦について
続いてはこちらもファンおなじみのオンライン対戦について。
マッチング
まずはマッチングですが、前作のように「エンジョイ/ガチ部屋」と言った区分で分けるのではなく、全く違うやり方でマッチングを行います。
優先ルール
まず1つ目に、優先ルールという全く新しいやり方でマッチングします。
これは「このルールで遊びたい!」という自分好みのルール(乱闘形式、ルール、制限時間、アイテム、ステージ)を設定し、このルールに従って対戦相手を探すというもの。
優先ルールを設定することで、それに近いルールを設定したプレイヤーとマッチングし試合を行うことができます。
もちろん設定せずに相手任せにすることもできます。
世界戦闘力
前作「for」で導入された新要素「世界戦闘力」をオンライン対戦にも導入します。
世界戦闘力とはネットにつなぐことで見ることにできる全体の逆引きランキングのようなもので、世界中でスマブラを対戦しているプレイヤーの中で、何人のプレイヤーより上手かを示す数値です。
例えば世界戦闘力が100万ならば、全世界のスマブラプレイヤーの中の100万人よりもスマブラが上手いということになります。
オンラインのプレイヤーに影響する数値なので、プレイヤーの人数や他プレイヤーの世界戦闘力によって変動します。
オンライン対戦における世界戦闘力はファイターごとに設定され、使用したことのないファイターは他のファイターの世界戦闘力を基に仮の数値が表示されます。
この世界戦闘力が近いプレイヤー同士でマッチングするため、プレイすればするほど世界戦闘力が上がり、自ずと強いファイターと戦えるようになるということですね。
そして中でも世界戦闘力がトップクラスに高いファイターは「VIPマッチ」に入ることができ、VIPマッチに入れればスマブラが上手だと胸を張って言えるということです。
また、ゲームバランスなどの調節はこのVIPマッチのプレイを参考に行われるとのことです。
具体的に数値が表示されれば上げたくなりますし、強さが具体的にわかるのでこれならオンライン対戦やってみたくなりますね。(有料だけど…)
距離の近さ
また同期型通信であるため、通信の安定のため距離が近いプレイヤーが優先して選ばれるようになります。
より通信環境が安定する有線LANケーブルを使用するのがおすすめです。
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様々な要素
またオンライン対戦における数多くの新要素も追加されます。
対戦者タグ
その1つが「対戦者タグ」。
オンラインプレイをする際にプレイヤーが設定するタグで、オンライン対戦で勝利した際、撃墜したファイターのタグをゲットすることができます。 負けても自分のタグが取られることはないのでご安心を。
また集めたタグは売ることでゴールド(ゲーム内で使えるお金)稼ぎをすることができます。
大観戦
前作には、他のプレイヤーの試合を観戦できる「大観戦」がありましたが、本作でも健在。 自分のプレイの参考に見るのもいいですし、普通に観戦しても楽しいでしょう。
そういえば前作では、勝ちそうなプレイヤーにゴールドを賭けるギャンブル要素があったんですが、本作も導入されたら面白そうですね。
ながら対戦待ち
本作では、使うファイターや優先ルールなどをあらかじめ設定しておき、オンライン対戦で対戦者のマッチングを行っている間、他のモードに行くことのできる「ながら対戦待ち」が導入されます。
全てのモードを遊べるわけではありませんが、マッチング中はトレーニングなど他のことができて退屈しませんし、対戦者が見つかり次第すぐに対戦に移ることができるため便利。
メッセージ
対戦の前後に送ることのできるショートメッセージですが、本作では自由入力ではなくあらかじめ用意されたものを選ぶ選択制になりました。
対戦前と後にそれぞれ4つずつ設定することができ、十字ボタンでメッセージを送信できます。
2人で対戦
何と本作では、1台のニンテンドースイッチで2人タッグを組んでオンライン対戦ができるようになります!
2対2のチーム戦限定ですが、1人での対戦が物足りないって時はぜひ!
専用部屋
形式やルールなどを設定して作る専用部屋もあります。
フレンドや知り合いなどでオンライン対戦をしたいときに重宝するシステムで、対戦するか、待機するか、観戦するかは自分でチメダルを置いて選択します。
また、専用部屋での対戦中はスマートフォンアプリ「ニンテンドースイッチオンライン」と連動、ボイスチャットで会話しながら対戦することができます。
またスマブラと連動する専用サービスアプリ「スマプラス」も現在開発中。 主にスマブラの様々な動画を楽しむことができるアプリで、2019年に配信開始予定です。
オフラインでも十分楽しめる内容となっていますが、オンラインもここまで充実していればやりがいがありそうですし、オンライン対戦はちょっと抵抗があるなあ…という私でも楽しめそうです。
ただし、自滅する回数が極端に多い、わざと負けるなどの悪質プレイをした場合は強制切断などのペナルティを課せられるのでルールとマナーを守って楽しくプレイしましょう!
アシストフィギュア
本作に登場するファイターは豪華ですが、アシストフィギュアもまた古今東西、メジャーからマイナーまで新旧様々なゲームから登場しています。
今回明らかになった新アシストフィギュアがこちら
不来方夕莉(こずかたゆり)(零~濡鴉ノ巫女~)
…ホラーゲーム「零」シリーズからまさかの参戦。 カメラを構え、相手を撮影してしびれさせる恐ろしいキャラ。
ロビン(黄金の太陽)
…Xから復活。 巨大な手を操り攻撃するほか、Xよりも攻撃のバリエーションが増えています。
漆黒の騎士(ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡)
…アイクが主人公の「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」及び続編「暁の女神」に登場する謎の騎士。
動きは鈍重だが両手剣による一撃が強力。 「身の程をわきまえよ」のセリフも健在です。
ドッスン(スーパーマリオシリーズ)
…シリーズおなじみの石のお化け。 原作と同じくファイターが通過すると落下して攻撃します。
スプリングマン(ARMS)
…スイッチ初期に発売されたソフト「ARMS」のプレイヤーキャラの1人。 バネのように伸縮自在の腕でパンチを放ちます。
余談ですが、リボンガールのMiiコスチュームも実装されます。
ワイリーカプセル(ロックマン7 宿命の対決!)
…ロックマンの宿敵Dr.ワイリーがアシストフィギュアで登場!
「ロックマン7」と同じくカプセルに乗り空中を浮遊しながら光弾を放つ。 撃墜した時にはおなじみの土下座が見られます。
ハエと手(マリオペイント)
…マウスで絵を描いてマウスで色を塗る「マリオペイント」に収録されているミニゲーム「ハエたたき」に登場するキャラクター(?)。
ファイターをハエたたきで叩いて攻撃します。
チキ(ファイアーエムブレム覚醒)
…ファイアーエムブレム覚醒に登場する、3000年の時を生きてきた神竜族の巫女。 かつて英雄王マルスと共に戦ったこともあります。
ドラゴンに変身し、画面端から火を噴いて攻撃します。
ちなみに声優はピカチュウと同じ大谷育江さん。
ビンス先生(絵心教室)
…DSで絵の描き方を学べる「絵心教室」シリーズに登場する絵の先生。
デッサン画を描き相手を妨害します。
ガイル(ストリートファイターシリーズ)
…独特の髪型が特徴の米軍軍人。 戦友ナッシュを秘密結社シャドルーに殺され、敵討ちのため戦いの場へ乗り出しました。
ファンおなじみの「待ちガイル」はスマブラでも健在で、近づいた相手をサマーソルトキックで攻撃します。
アキラ(バーチャファイターシリーズ)
…セガが生んだ3D格闘ゲームの金字塔「バーチャファイター」シリーズの主人公。 本名は結城晶。
「10年早いんだよ!」が決め台詞。
昔懐かしいポリゴン姿で、独特のモーションで移動しながらパンチやキックで攻撃します。
ちなみに声優はリザードンと同じ三木眞一郎さん。
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今回紹介したキャラを含め、アシストフィギュアの数はなんと59体! ポケモンの実装数を超える大ボリュームとなりました!
ファイターだけでなく、ポケモンやアシストフィギュアまで入り乱れてしまえば、いろんな意味でとんでもない大乱闘になりそうですw
数多くのゲームキャラたちが一堂に会する一大クロスオーバーソフト「大乱闘スマッシュブラザーズSpecial」は12月7日発売予定! あらかじめダウンロードも受付中です。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL – Switch