仮面ライダービルドで、シリーズでは久しぶりの動物モチーフ怪人のコウモリ男「ナイトローグ」が登場しました。
コウモリといえば、仮面ライダーシリーズで幾度となく怪人のモチーフとして採用されている動物として有名ですね。
というわけで今回は、平成仮面ライダーシリーズで登場したコウモリモチーフの怪人をまとめてみました!
目次
ズ・ゴオマ・グ
登場作品:仮面ライダークウガ
古の眠りから目覚めた戦闘種族「グロンギ」の1人であるコウモリ種怪人。
人間の生き血を好物としており、太陽の光が苦手。
最低ランクのズ集団に所属していたが、殺人ゲーム「ゲゲル」開始前に人を殺めてしまったためゲゲルの権利を失ってしまう。
その後はバラのタトゥーの女ことラ・バルバ・デの命令で雑用をさせられ、他のグロンギからは馬鹿にされる日々が続く。
そんな中、ダグバによるズ集団やべ集団の始末が始まり、どうにか生き残ろうとするゴオマはグロンギの長ダグバのバックルの破片の一部を取り込んだことで「強化体」に進化、髪が生え日光を苦にしなくなった。
そして究極体に進化、クウガライジングフォームを圧倒するほどになったが、ダグバには敵わず一瞬にして粛清されてしまった。
ダークウイング/ダークレイダー
登場作品:仮面ライダー龍騎
鏡の中の世界「ミラーワールド」に潜むコウモリ型ミラーモンスター。
秋山蓮/仮面ライダーナイトと契約し、マントになったり超音波を出したりしてナイトをサポートする。
蓮の恋人である小川恵理を襲いこん睡状態に陥らせたことがあり、契約したのは彼女を捕食させないように抑制する意味もあった。
「サバイブ-疾風-」の力でナイトサバイブにフォームチェンジすると、ダークレイダーに進化。
翼にホイールが装備され突風を起こすことができるほか、ファイナルベント(必殺技)ではバイクに変形する。
バットオルフェノク
登場作品:仮面ライダー555
コウモリの特性を備えたオルフェノク。 西部劇のガンマン風の外見が特徴。
スマートブレイン社長村上峡児の命を受け警察のオルフェノク研究機関に協力し、彼らにとって邪魔な存在を排除していた。
0.4秒で4発の鉄鋼弾の連射が得意なガンスリンガーで、ダブルアクション(拳銃の1種で、トリガーを引くと同時にハンマーが倒れ発砲する仕組み)ながら高い命中精度を誇る。
こういう狙撃手タイプの怪人は接近戦が苦手なのがほとんどだが、彼の場合両肩に装備した鎌をブーメランのように飛ばして攻撃でき、まさに死角のない戦闘ができる。
このように高い戦闘能力を持ち、ファイズ、ホースオルフェノク、クレインオルフェノクの3人を相手にしても圧倒するほど。
バットアンデッド
登場作品:仮面ライダー剣(ブレイド)
ハートのカテゴリー8に所属する、コウモリの始祖である不死生物。
太陽の光を嫌い暗い地下道に潜んでいる。
夜になると活動を開始し、人間を襲撃しその生き血をすする。
両目が暗視スコープの役割を持ち、超音波を放つことで暗闇でも的確にターゲットを発見することができる。
ブレイドとギャレンと闘うも敗北し、ラウズカードに封印された。
バットアンデッドが封印された「スコープバット」のカードは、敵を探る効果を発揮するが、劇中未使用に終わった。
ヨブコ
登場作品:仮面ライダー響鬼
魔化魍と呼ばれる人を襲う魔物の1種。 平均気温13度前後、平均湿度80%ほどの環境で成長。
モチーフとなった呼子とは、山で「ヤッホー」と叫ぶとヤッホーと返してくる、いわゆる山彦のこと。
餌となる人間を糸でとらえ、住処の洞窟に吊るす習性を持つ。
洋館の男女によりパワーアップを施され、鬼戦士たちの音撃を防ぐ隔壁音波を出すことができるようになった。
バットイマジン
登場作品:仮面ライダー電王
未来から2007年にやってきた未来人のエネルギー体が不良グループの一員テツオに憑依し、彼の思い描くイソップ童話「卑怯なコウモリ」からコウモリを思い描いたことで実体化した怪人。
テツオの思い出のキーホルダーを見つけてほしいという願いを叶えるため、キーホルダーを持つ人物を手当たり次第に上空から攫ってきてはキーホルダーを強奪し、転落死させていた。
キーホルダーが見つかると彼の記憶から2006年12月24日に飛び、彼に憑依しトラックに乗り暴走する。
過去から飛んできた電王ソードフォームと戦闘になり、敗北。
その後イメージが暴走し「ギガンデスヘブン」となるが、こちらもデンライナーゴウカの一斉射撃で撃破された。
バットファンガイア
登場作品:仮面ライダーキバ
世界に点在する13の魔族の頂点に立つファンガイア族のビーストクラスに所属するコウモリを彷彿とさせるファンガイア。
人間体でもその実力は高く、さらにダークキバの鎧も所持しているためこの姿になるのは稀である。
そのため彼の姿を見ることは、事実上の死刑宣告に等しい。
真名は「暁が眠る、素晴らしき物語の果て」。
1986年のファンガイアのキングとして君臨し、その実力で他種族を圧倒していったが、許婚であるはずの真夜には自身の恋愛感情を押し付けすぎたがゆえに距離が離れて行ってしまう。
その姿に愛想をつかしたキバットバットⅡ世が彼を裏切り音也についたことで、本性を現す。
音也の変身するダークキバと、2008年からやってきた渡の変身するキバエンペラーフォームを圧倒するほどの実力を持つが、2人の力を合わせたダブルライダーキックで致命傷を負う。
せめてもの抵抗として真夜と2人の間にできた息子太牙を始末しようと攻撃するが、太牙に攻撃を跳ね返され自分がダメージを負う。
それでもキングは新たな王の誕生を喜び、いつか太牙が渡を倒すことを予言しながら死亡した。
現代において、ビショップの集めたライフエナジーを結集させた「バットファンガイア・リボーン」として復活。
頭部が変化し理性を失った状態で、本能の赴くままに暴れる怪物となった。
こちらは渡と太牙の変身するキバとダークキバに倒された。
バット・ドーパント
登場作品:MOVIE大戦CORE
MOVIE大戦COREに登場したドーパントで、ガイアメモリ販売員の小森絵蓮(演:かでなれおんさん)が「バットメモリ」(蝙蝠の記憶)を挿して変身する。
歴代コウモリ怪人と異なり、真っ白な体色で、女性怪人なのが特徴。
腕にコウモリの翼状の刃があり、超音波で物体を操ることができる。
ミュージアムの秘密を知った鳴海壮吉/仮面ライダースカルの口封じやスパイダー・ドーパントの助太刀に参上し、スカルと闘う。
超音波でタンクローリーを操り攻撃するが、スカルの必殺技で横転して下敷きになってしまう。
スカルにも「これはダメだな」と見捨てられ、最期は引火したタンクローリーの爆発に巻き込まれ死亡した。
仮面ライダー×仮面ライダーOOO&ダブル feat.スカル MOVIE大… |
コウモリインベス
登場作品:仮面ライダー鎧武
「ヘルヘイムの森」と呼ばれる異世界に生息する生命体「インベス」のうちの1体。
高速で空中を飛び回り、翼が変異した隠し刀で相手を攻撃する。
体色の異なる変異体も存在する。
インベスは中盤以降は多数登場し戦闘員のように扱われるため、この後も別個体が何体か登場した。
バット型ロイミュード
登場作品:仮面ライダードライブ
蛮野天十郎が開発した増殖強化型アンドロイド「ロイミュード」のうち、コウモリの特性を持つもの。
指先から光弾を放つほか、背中の翼を展開して空を飛ぶことができる。
肉体を形成するバットバイラルコアを過剰摂取すると巨大なコウモリのような姿の暴走体となり、飛行しながら火炎弾を放ち攻撃する。
目を付けた人間の欲望や感情を吸収することで進化し、さらなる力を得ることができる。
バット型ロイミュードは、遠距離攻撃に秀でた者(018が進化したガンマン、091が進化したシュートなど)や頭脳派で知略に秀でた者(003が進化したブレン、005及び彼が進化したリベンジャーなど)に進化する傾向にあるが、その分問題行動を起こし処刑対象になっている者も少なくない。
ナイトローグ
登場作品:仮面ライダービルド
闇の組織「ファウスト」の幹部である謎の怪人。
記憶喪失である主人公戦兎の記憶のカギを握る数少ない存在。
コウモリのマスクに胸にコウモリのマークをあしらい、目当ての人間を拉致してはスカイウォールから出ている「ネビュラガス」を吸わせ、異形の怪物「スマッシュ」に変える実験を行っている。
本人も戦闘能力が高く、体中についている煙突から出る煙と共に姿を消したり、コウモリらしく天井の上に立ったり、巨大な羽を展開して飛行することもできる。
その正体は東都首相補佐官であり東都先端物質学研究所所長の氷室幻徳。
彼もほかの首相と同様にパンドラボックスの光を浴びて欲望の赴くまま生きる歪んだ性格となり、ライダーシステムやトランスチームシステム(ナイトローグやブラッドスタークに変身するシステム)を軍事兵器として利用しようとする。
以上、今回はここまで!
今回はナイトローグつながりでコウモリ怪人をまとめましたが、次回はヘビ怪人まとめを作ろうかな…?(まだ検討中です)