今回は少し趣向を変えまして、私が個人的にものすごく気になっているアニメについて解説したいと思います。
目次
来期の大ブレイク海外アニメ?
そのタイトルは「Hazbin Hotel」。 2019年放送予定の海外アニメです。
このアニメの存在を知ったのはツイッターのTLに回ってきたこのトレーラー。
※動画の設定で字幕を付けられます。
私はティム・バートン監督のナイトメアビフォアクリスマスやインディーゲームのスカルガールズ、以前このブログでも紹介した嘘つき姫と盲目王子などといったダークファンタジー系の世界観が大好きなので、色合いやキャラクターのデザインなどが私の好みにはドストライクでした。
あらすじとしては、地獄のプリンセスであるCharlie(チャーリー)が悪魔たちを更生させ、彼女の王国の人口を平和的に減らすためのホテルを開き、天界へと“チェックアウト”させるために奮闘するというもの。
この途方もないCharlieの夢を地獄の住人達は馬鹿にするのですが、彼女の夢に共感した個性的な面々が、彼女の夢が現実になるように応援します。
※公式のあらすじ解説を我流で和訳したものなのでところどころ違う所があるかもしれません。
キャラクター解説
続いては恐ろしくも美しい冥界を彩る様々なキャラクター達を解説します。
こちらもGoogle翻訳を使って、公式ツイッターやwiki(http://hazbinhotel.wikia.com/wiki/Hazbin_Hotel_Wiki)を自分で和訳したので若干ニュアンスが異なる部分もあるかもしれません。 悪しからず。
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Charlie(チャーリー)
- 享年:なし(地獄出身)
- CV: Jill Harris
「Hazbin Hotel」の主人公Charlieは地獄のプリンセスで、「ハッピーホテル」の創設者。
繊細でいろいろと大げさなところもあるが、夢をかなえるための情熱に満ち溢れており、たとえ地獄の住人がどう思っていようとより良い国づくりを実現するという決意は固い。
地獄生まれらしく時折角が生え目が赤い魔物の姿に変身することもある。
この手のアニメではよくある夢に満ち溢れたポジティブ思考の主人公。 ディズニーで言うと「ズートピア」のジュディや「プリンセスと魔法のキス」のティアナに近い感じでしょうか。
また公式ツイッターでは名前の部分のCharlotte(シャーロット)を×で消してCharlieと書かれていますが、これが物語に関わる伏線になりそうです。
Katie Killjoy(ケイティ・キルジョイ)
- 享年:1992年
- CV: Faye Mata
Katieは氷のように冷たい心を持つニュースキャスターで、「地獄のプレミアニュースステーション」の取締役を務める。
自身のイメージや熱いストーリーにしか興味がなく、Charlieの夢をバカげたジョークで机上の空論だと生放送中のスタジオで見下す。
これまたこの類のストーリーにはありがちの、主役と真っ向から対立し夢を否定する意地悪なキャラクターですね。 Killjoy(喜びを殺す)という名前からもその冷酷なキャラクターがイメージできます。
設定を見る限りでは、彼女がこの作品におけるヴィランズになりそうな感じですが、果たして?
Angel Dust(エンジェル・ダスト)
- 享年:1947年
- CV: Michael Kovach
Angelは犯罪者の一家に生まれた男で、現在は冥界一のアダルトフィルムのスーパースターとして活躍している。
麻薬に溺れハイになっていたところ、彼は「ハッピーホテル」の記念すべき最初にして最も予期せぬ「患者」となる。
4本の腕を持ち、女性っぽいプロポーションだがれっきとした男性である。
犯罪者一家の一員で、アダルトフィルムのスターというのは普通というかまだまともだと思いきや、いきなり「麻薬」という言葉が出てきて思わず目が点になりました。
このアニメがどの視聴層をターゲットにしているのかは分かりませんが、もし子供向けならこんなエグイ設定出していいんでしょうか? まあこっちの誤訳の可能性もあるし…(震え声)
Vaggie(ヴァギー)
- 享年:2014年
- CV: Monica Franco
VaggieはCharlieの信頼できるマネージャーにして大親友。 刀剣や燃え盛るような気質で武装したコントロールフリークもまた、Charlieの夢が実現することを願っている。
常に仏頂面で何かに対して苛立っており、そのせいかAngelにはよくからかわれ、そのたびに彼に対し怒りを露わにしている。
コントロールフリークとは支配・管理することに異常な執着を示す心理学のスラング。 誰かを思い通りに動かさないと気が済まない彼女とCharlie、そして反りの合わないAngelとの絡みに注目ですね。
Sir Pentious(サー・ペンシャス?)
- 享年:1888年
- CV: Stamper
目と口が描かれたシルクハットとコブラのような襟巻(?)が特徴のPentiousは、輝かしい経歴を持つ発明家。
強力なマシーンや手下を従え、とある野心を達成しようと目論む謎の男。
今のところこのHazbin Hotelで一番謎が多いのがこの男。 偉大な業績を残した発明家とのことですが何が目的なのか、Charlieの計画とどう絡んでいくのか、まだ分かっていません。 こいつもヴィランズになる可能性は十分にあると思います。
その他のキャラクターとの関係もはっきりしていませんが、スーツとシルクハットのキャラは大好きなので特に動向が気になるキャラの1人です。
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Alastor(アラスター?)
- 享年:1933年
- CV: Edward Bosco
そして私がこの「Hazbin Hotel」のキャラの中で一番好きなのがこのAlaster。
Alastorはかつてラジオの司会者であると同時にシリアルキラー(連続殺人犯)であり、「Radio Demon」(ラジオの悪魔)という異名で恐れられていた。
常に笑っており物腰も丁寧だが、彼は自分自身の謎の目的を邪魔する者たちを容赦なく破壊する暴君として君臨してきた。
シリアルキラーというやばすぎる設定にモノクル(片眼鏡)・すらっとしたスタイルにスーツ姿・怪しく恐ろし笑みと大好きすぎるデザインで、しかも謎だらけのプロフィールとおそろしさの中にカッコよさが混ざっていて一気にほれ込んじゃいましたね。
公式トレーラーでもちょくちょく登場しており、Charlieの宣言をテレビで見て多くの国民が呆れる中1人佇み意味ありげにニヤニヤ笑っている姿が印象的でした。 何を企んでるんだ…。
そんな危険すぎる男がなぜCharlieの夢実現に力を貸すのか? 果たして彼の真意とは?
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おわりに
私がこの世界観や動画を見た瞬間、「ああこのアニメ絶対面白いわ!」と直感的に思いました。
キャラクターも個性的で世界観もホラーだけどどこか明るく、思わず見入ってしまうほどに魅力的で私の好みにドストライクでした。
しかし冒頭でも言ったようにスタートするのは2019年となっています。 まだ半年以上も待たなければならないのか…。
テレビ放送されるのか、それともネット配信されるのかはまだ不明ですが、ともあれ今季大ヒットアニメになりそうだと自分が勝手に思っている「Hazbin Hotel」、今後の展開に期待です!
Stay tuned, folks. Hehehe…